IP電話で通話料を節約する方法まとめ|用途別に最適なアプローチを解説

IP電話で通話料を節約する方法まとめ|用途別に最適なアプローチを解説

IP電話を使えば、携帯電話や固定電話への通話料を大幅に安くできます。しかし「何から始めればよいか分からない」「自分の使い方に合った節約方法を選びたい」という人も多いでしょう。

この記事では、IP電話で通話料を節約する5つの方法を用途別に整理し、あなたの通話パターンに合った最適なアプローチを提案します。


IP電話で通話料が節約できる理由

従来の電話回線とIP電話の料金差

携帯電話から携帯電話へ通話した場合、キャリアの標準通話料は22円/30秒(税込)が一般的です。1時間通話すると2,640円にもなります。

一方、IP電話を経由すれば、同じ通話を半額以下でかけられるケースが多く、長時間の通話ほど節約効果は大きくなります。

通話料が安い仕組みをざっくり解説

IP電話は、音声データをインターネット回線(IPネットワーク)で転送する技術です。従来の電話交換網を使う区間を短くすることで、回線維持コストや接続料金を削減でき、その分が通話料の安さに反映されています。


IP電話の主な節約方法を一覧で確認

用途別・5つの節約アプローチまとめ

IP電話による節約は、大きく分けて以下の5つのアプローチがあります。

方法 概要 向いている人
1. 従量制IP電話 プレフィックス番号を頭につけて発信し通話料を下げる 通話頻度は低いが、1回の通話が長めの人
2. かけ放題プラン 月額固定で何度でもかけられる 短時間通話が何度もある人
3. WiFi通話 WiFi環境から発信しパケット料も節約 モバイルデータ容量を抑えたい人
4. 固定電話の置き換え NTT加入電話をIP電話に切り替え 自宅の固定電話代を削減したい人
5. 家族・ビジネス活用 複数人でIP電話を導入し全体コストを下げる 家族や職場でまとめて節約したい人

IP電話の通話料がどれくらい安いか詳しく知りたい方はこちら


方法1:従量制IP電話で携帯・固定宛の通話料を下げる

プレフィックスサービスの仕組みと基本料0円の強み

従量制IP電話は、発信時にプレフィックス番号(アクセス番号)を頭につけるだけで通話経路をIP電話網に切り替えられます。アプリを使えば自動付与されるため、手間はほぼありません。

最大の強みは基本料が0円であること。通話した分だけ課金されるため、月に数回しか電話しない人でも無駄な固定費がかかりません。

プレフィックス番号の仕組みについて詳しくは、0037-692とは?電話番号の頭につく番号の意味・仕組み・対象サービスを解説をご覧ください。

BB.exciteのでんわ・楽天でんわの通話料を比較

代表的な従量制IP電話サービスの通話料を比較します。

サービス プレフィックス番号 通話料(携帯・固定宛) 基本料
BB.exciteのでんわ 0037-692 11円/30秒(税込) 0円
楽天でんわ 0037-68 11円/30秒(税込) 0円

どちらも通話料は11円/30秒(税込)で、キャリア標準の22円/30秒(税込)と比べて約半額です。

BB.exciteのでんわの対応キャリアは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアに加え、povo・LINEMOなどの格安SIM・サブブランドにも対応しています。詳しくは0037-692 対応サービス一覧をご確認ください。

※LaLa Callは2026年2月より新規申込停止中

これまで従量制IP電話の一つとして知られていたLaLa Callですが、2026年2月2日より新規申込受付が停止されています。すでに利用中の人は従来通り使えますが、新たに乗り換えを検討する場合はBB.exciteのでんわや楽天でんわなど、他のサービスを選ぶ必要があります。

プレフィックスの仕組みをさらに詳しく知りたい方はこちら


方法2:かけ放題プランで月額固定にする

短期通話が多い人向けの定額プラン

仕事や友人との連絡で1日に何度も短い電話をかける人には、かけ放題プランが向いています。月額料金を支払えば、対象時間内の通話が何度でも無料になるため、通話回数が多い人ほど節約効果が高まります。

BB.exciteのでんわ かけ放題料金(3分380円〜無制限1,650円)

BB.exciteのでんわのかけ放題プランの料金は以下の通りです。

プラン 月額料金(税込) 1回あたりの無料通話時間
3分かけ放題 380円 3分以内
5分かけ放題 550円 5分以内
10分かけ放題 880円 10分以内
無制限かけ放題 1,650円 無制限

自分の通話時間に合ったプランの選び方

プラン選びのポイントは、1回あたりの平均通話時間1ヶ月の通話回数を把握することです。

  • 3分かけ放題(380円):1回の通話が短く、回数が月に15回以上ある人
  • 5分かけ放題(550円):少し丁寧に話すことが多く、月に10回以上かける人
  • 10分かけ放題(880円):打ち合わせなどで10分程度の通話が月に8回以上ある人
  • 無制限かけ放題(1,650円):長電話も含めて通話量が多い人

かけ放題プランの詳細比較はこちら


方法3:WiFi通話でパケット通信料も節約

モバイルデータを消費しないWiFi環境での発信

IP電話アプリの多くはWiFi経由でも発信できます。WiFi環境下で通話すれば、モバイルデータ通信量を消費しないため、データ容量の少ない格安SIMプランを利用している人にとって大きな節約になります。

050アプリを使ったWiFi発信のメリット

050から始まる電話番号を付与するIP電話アプリ(050アプリ)を使えば、WiFi環境からでも一般的な携帯電話・固定電話宛に発信可能です。

主なメリットは以下の通りです。

  • 電波が弱い屋内でも通話品質が安定しやすい
  • モバイルデータ容量を節約できる
  • 海外滞在時にもWiFiがあれば日本の電話番号に発信可能

WiFi通話で節約する方法を詳しく知りたい方はこちら


方法4:固定電話をIP電話に置き換える

NTT加入電話の基本料とIP電話の月額を比較

自宅にNTT加入電話(アナログ回線)を契約している場合、基本料だけで月に1,815円〜2,035円(税込)かかっています。通話料を含めると月に4,000円〜6,000円になるケースも珍しくありません。

IP電話(050番号)に置き換えれば、基本料相当の月額料は無料〜数百円程度で済み、通話料も安く抑えられます。

自宅の固定電話代を月数千円単位で削減する考え方

固定電話をIP電話に置き換える際のポイントは以下の通りです。

  1. 現状の固定電話利用頻度を確認:月に数回しか使わないなら、050アプリだけで十分な場合もあります
  2. NTT加入電話の解約・休止を検討:解約には工事費がかかる場合があるため、休止オプションも視野に入れましょう
  3. ひかり電話への移行も選択肢:インターネット回線を光回線にしているなら、ひかり電話というIP電話サービスも選択肢に入ります

固定電話をIP電話に置き換える節約術の詳細はこちら


方法5:家族間・ビジネスでの活用でまとめて節約

家族全員でIP電話を導入するメリット

家族全員がIP電話アプリを導入すれば、家族間の通話はもちろん、家族それぞれが日常的にかける電話すべてで節約効果が得られます。

  • 家族間通話が無料になるサービスもあり、さらにお得
  • 子どものスマホにもIP電話アプリを入れておけば、通話料を心配せず連絡が取れる
  • 家族全体で月数千円〜1万円程度の節約になるケースもあります

家族でIP電話を活用する節約術はこちら

ビジネス用途での通話料削減ポイント

仕事で電話を多用する個人事業主や中小企業にとっても、IP電話は有力な節約手段です。

  • 営業電話・顧客対応のかけ放題プラン導入で月額コストを固定化
  • 050番号をビジネス用に使い分け、プライベートと経費を分離
  • 留守電・転送機能もIP電話サービスで安く利用可能

ビジネスでのIP電話活用による削減ポイントはこちら

留守電・転送機能の料金と節約術はこちら


節約効果を高める3つのコツ

現状の通話料金を把握してシミュレーション

節約の第一歩は、いまいくらかけているかを知ることです。直近2〜3ヶ月分の通話明細を確認し、以下の項目を整理しましょう。

  • 月の通話回数
  • 1回あたりの平均通話時間
  • 発信先(携帯・固定・国際など)

これらをもとに、従量制・かけ放題それぞれでシミュレーションすれば、自分にとって最も安い方法が見えてきます。

月額料の節約シミュレーション方法はこちら

対応キャリアを確認(ドコモ・au・ソフトバンク・格安SIM対応)

IP電話サービスによって対応キャリアが異なります。BB.exciteのでんわはドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアに加え、povo・LINEMOにも対応しているため、格安SIMユーザーでも利用しやすいです。

契約前に必ず自分のキャリアが対応しているか確認しましょう。

キャンペーン割引を活用する

一部のIP電話サービスでは、初月無料やかけ放題プランの割引キャンペーンを実施していることがあります。導入のタイミングでキャンペーン情報をチェックすれば、初期コストをさらに抑えられます。


自分に合ったIP電話 節約方法の選び方

通話パターン別おすすめアプローチ

通話の使い方に合わせて、最適な節約方法を選びましょう。

通話パターン おすすめの方法 具体的なサービス例
月に数回、長めに話す 方法1:従量制IP電話 BB.exciteのでんわ、楽天でんわ
1日に何度も短い電話 方法2:かけ放題プラン BB.exciteのでんわ かけ放題
データ容量を節約したい 方法3:WiFi通話 050アプリ各種
固定電話代が高い 方法4:固定電話の置き換え 050アプリ、ひかり電話
家族・職場でまとめて 方法5:家族・ビジネス活用 複数人でIP電話を導入

どの方法を選ぶにしても、まずは現状の通話料を把握し、自分に合ったサービスを比較することが大切です。

IP電話への乗り換えも検討している方は、MNP乗り換えによる節約方法はこちらで詳しく解説しています。

まずは基本料0円の従量制IP電話から試してみて、通話頻度に応じてかけ放題プランへの移行を検討するのがおすすめのステップです。