LaLa Callはauユーザーにとって本当にお得?通話料とau純正オプションを徹底比較【2026年最新】¶
はじめに:auユーザーにとってLaLa Callはお得なのか¶
結論から言うと、auユーザーにとってLaLa Callはおすすめできません。
LaLa Callの通話料単価(8.8円/30秒)はau標準通話料(22円/30秒)より安いため、一見お得に見えます。しかし、LaLa Callは月額基本料429円がかかり、auユーザー向けの割引やセット特典は一切ありません。一方、au純正の通話定額オプションは月額880円〜1,980円でかけ放題が利用できるため、auユーザーには純正オプションのほうがコストパフォーマンスに優れるケースがほとんどです。
本記事では、auユーザーがLaLa Callを使った場合の実際のコストをシミュレーションし、au純正通話定額オプションと徹底比較します。ご自身の通話習慣に合わせて、最もお得な選択肢を判断する材料としてください。
LaLa Callの基本情報と最新料金(2025年7月改定後)¶
LaLa CallはIP電話(050番号)サービス-仕組みをおさらい¶
LaLa Callは、ケイ・オプティコム(現・オプテージ)が提供するIP電話サービスです。050から始まる電話番号が付与され、専用アプリ経由で発信することで通話料を抑えられます。
スマホの音声通話回線ではなくデータ通信を利用するため、Wi-Fi環境があれば実質無料で通話できるのが特徴です。ただし、IP電話ならではの制限も多く存在します(詳細は後述)。
LaLa Callの基本的なメリット・デメリットについては、LaLa Callのメリット・デメリットを詳しく解説する記事で網羅的に解説しています。
月額基本料429円+通話料の料金体系¶
2025年7月の料金改定後、LaLa Callの月額基本料は429円(税込)です。この基本料に加え、通話料が別途かかります。
- 携帯電話への通話料:8.8円/30秒
- 固定電話への通話料:8.8円/30秒
通話料の詳細な比較はLaLa Callの通話料比較記事でも解説しています。
eo光・mineoユーザー限定の無料通話550円分付き-auユーザーは対象外¶
ここが重要です。LaLa Callは、同じオプテージグループのeo光ユーザーとmineoユーザーに対して、毎月550円分の無料通話が付与されます。月額基本料429円を差し引いても実質121円分の通話が無料になるため、eo光・mineoユーザーにとっては非常にお得な仕組みです。
しかし、auユーザーはこの無料通話の対象外です。月額429円をフルで負担することになり、他社ユーザーと比べて割高感が強まります。
auユーザーがLaLa Callを使う場合の実際のコスト¶
au標準通話料22円/30秒 vs LaLa Call 8.8円/30秒-単価比較¶
まずは純粋な通話料単価を比較します。
| 項目 | au標準通話料 | LaLa Call |
|---|---|---|
| 携帯電話への通話料 | 22円/30秒 | 8.8円/30秒 |
| 固定電話への通話料 | 22円/30秒 | 8.8円/30秒 |
単価だけを見ると、LaLa Callはau標準通話料の約60%オフです。30秒あたり13.2円の差があり、通話時間が長いほど節約効果が大きく見えます。
月額429円の固定費を考慮した実質コスト計算¶
しかし、LaLa Callには月額429円の固定費があります。この固定費を考慮すると、見かけの節約額とは異なる実質コストになります。
月に30分通話した場合の計算例:
- au標準通話料:30分 × 2(30秒単位)× 22円 = 1,320円/月
- LaLa Call:429円 + 30分 × 2 × 8.8円 = 429円 + 528円 = 957円/月
- 節約額:1,320円 − 957円 = 363円/月
月30分の通話でも、節約できるのは363円にとどまります。
損益分岐点シミュレーション-何分通話すれば元が取れるか¶
LaLa Callの月額基本料429円を回収するには、au標準通話料との差額(13.2円/30秒)で相殺する必要があります。
- 損益分岐点:429円 ÷ 13.2円 = 32.5(30秒単位)
- 分単位に換算:32.5 × 30秒 = 約16.3分
つまり、月に約17分以上の通話がなければ、LaLa Callの月額料すら回収できません。月に17分未満の通話しかしないauユーザーにとっては、LaLa Callは明らかに損です。
ただし、17分を超えても節約額は限定的で、月60分の通話でも節約は約790円です。この金額であれば、後述するau純正の通話定額オプションのほうが確実性が高く、利便性も上回ります。
LaLa Callの料金体系をより詳しく知りたい方は、LaLa Callの料金比較記事もご覧ください。
au純正通話定額オプションとの比較¶
ここからが本題です。auユーザーが本来検討すべきは、LaLa Callよりもau純正の通話定額オプションです。
通話定額ライト2(5分かけ放題)880円/月の内容¶
auの通話定額ライト2は、月額880円(税込)で1回あたり5分以内の国内通話がかけ放題になるオプションです。
- 5分を超えた通話は、超過分について22円/30秒がかかります
- 5分以内の通話を何度でも無料にできるため、短時間の通話が多い人に適しています
- 専用アプリのインストール不要で、そのままの電話アプリで利用可能です
au公式ページから申し込みが可能です。
通話定額2(完全かけ放題)1,980円/月の内容¶
auの通話定額2は、月額1,980円(税込)で時間無制限の国内通話かけ放題です。
- 1回の通話時間に制限がなく、何時間話しても追加料金なし
- 長時間通話を頻繁にする人にとって最もコストを抑えられる選択肢です
- こちらも専用アプリ不要で、標準の電話アプリからそのまま利用できます
au公式ページから申し込み可能です。
LaLa Call vs au通話定額-通話時間別コスト比較表¶
毎月の通話時間に応じて、各サービスの月額コストを比較します。
| 月間通話時間 | au標準通話料 | LaLa Call(429円+通話料) | au通話定額ライト2(880円) | au通話定額2(1,980円) |
|---|---|---|---|---|
| 10分 | 440円 | 429円+176円=605円 | 880円 | 1,980円 |
| 30分 | 1,320円 | 429円+528円=957円 | 880円 | 1,980円 |
| 60分 | 2,640円 | 429円+1,056円=1,485円 | 880円 | 1,980円 |
| 120分 | 5,280円 | 429円+2,112円=2,541円 | 880円〜* | 1,980円 |
| 300分 | 13,200円 | 429円+5,280円=5,709円 | 880円〜* | 1,980円 |
*通話定額ライト2は5分超過分が22円/30秒。1回あたり5分以内に収まる通話が中心であれば880円固定。
この表からわかる通り、月30分以上の通話であればau通話定額ライト2(880円)が最安です。また、1回の通話が5分を超えることが多い場合は、au通話定額2(1,980円)が最安になります。
LaLa Callはどの通話時間帯でも最安にはならず、au純正オプションの下位互換に近い立ち位置です。
auユーザーがLaLa Callを選ぶべきでない3つの理由¶
理由①:auユーザー向け割引・特典が一切ない¶
前述の通り、LaLa Callの最大の魅力である「毎月550円分の無料通話」はeo光・mineoユーザー限定です。auユーザーには一切の割引・特典が適用されません。
結果として、auユーザーは月額429円を丸々負担することになり、無料通話分のメリットを享受できないまま損をしている感覚になります。同じIP電話サービスを検討するにしても、auユーザーに優遇措置があるサービスを探すべきです。
理由②:IP電話の制限-緊急通報・フリーダイヤル・ナビダイヤルに非対応¶
LaLa CallはIP電話であるため、以下の通話先に対応していません。
- 110番・119番などの緊急通報:不可
- 0120・0800のフリーダイヤル:不可
- 0570のナビダイヤル:不可
緊急時はauの音声回線からかけ直す必要があり、日常的にフリーダイヤルやナビダイヤルを利用する機会がある場合は不便です。
一方、au純正の通話定額オプションはauの音声回線を使うため、これらの制限は一切ありません。
理由③:データ通信量を消費し、通話品質が回線環境に依存する¶
LaLa Callはデータ通信を利用するIP電話です。そのため、以下の懸念があります。
- データ通信量を消費する:長時間通話するとギガ(データ量)を圧迫する
- 通話品質が不安定:電波状況やWi-Fi環境によって音声が途切れることがある
- 着信に制限がある:アプリを起動していないと着信を受けられない場合がある
au純正の通話定額オプションであれば、品質の安定した音声回線で通話でき、データ通信量の消費もありません。
通話パターン別おすすめの選択肢¶
短時間通話が多いauユーザーにおすすめの選択肢¶
1回の通話が5分以内で済むことが多いauユーザーには、au通話定額ライト2(880円/月)がおすすめです。5分以内の通話が何度でも無料になるため、日常的な短時間通話をカバーできます。
LaLa Callと比較しても、月額880円で通話料を気にせず短い電話がかけられるため、実用性で大きく上回ります。
長時間通話が多いauユーザーにおすすめの選択肢¶
1回の通話が5分を超えることが多い、または1時間以上話すことがあるauユーザーには、au通話定額2(1,980円/月)がおすすめです。時間無制限のかけ放題のため、長電話でも追加料金は一切発生しません。
LaLa Callで月300分通話すると5,709円かかりますが、au通話定額2なら1,980円で済みます。差額は3,729円にもなります。
仕事用など050番号が必要なauユーザーへの選択肢¶
050番号を仕事用に使いたいなど、IP電話の050番号自体にニーズがある場合は、LaLa Callの利用自体は検討の余地があります。ただし、auユーザー向けの割引がない点は理解した上でご判断ください。
050番号が必要ないのであれば、無理にLaLa Callを追加するよりau純正オプションのほうがシンプルで確実です。
通話料節約の幅広い選択肢を知りたい方は、格安SIMユーザーの通話料節約ガイドも参考になります。また、プレフィックス型の通話料割引サービスについて知りたい方は、0037プレフィックスサービスの仕組み解説をご覧ください。
まとめ:auユーザーはLaLa Callよりau純正オプションが無難¶
auユーザーにとってLaLa Callは、通話料単価の安さは魅力的に見えるものの、月額429円の固定費とauユーザー向け特典の不在により、実質的な節約効果は限定的です。
おさらいすると以下の通りです。
- 月17分未満の通話:LaLa Callは月額料すら回収できず赤字
- 月30分以上の通話:au通話定額ライト2(880円/月)のほうが安い
- 長時間通話が多い:au通話定額2(1,980円/月)が圧倒的にお得
- IP電話の制限:緊急通報・フリーダイヤル非対応、データ通信量を消費
結論として、auユーザーはLaLa Callではなく、au純正の通話定額オプションを検討するのが最も無難かつお得です。
ご自身の通話習慣に合わせて、au通話定額ライト2またはau通話定額2のいずれかを選びましょう。au公式の通話定額オプションは「my au」アプリまたはau公式サイトから簡単に申し込めます。今の通話料に課題を感じている方は、この機会にぜひ検討してみてください。