MNP乗り換え×IP電話で通話料を節約|キャリア変更後も使えるサービスと手続きまとめ

MNP乗り換え×IP電話で通話料を節約|キャリア変更後も使えるサービスと手続きまとめ

携帯電話をMNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)で別キャリアに乗り換える際、「IP電話アプリはどうなるのか」「乗り換え後も引き続き使えるのか」と不安に感じている方は多いでしょう。結論から言うと、プレフィックス型のIP電話サービスはMNP乗り換え後も同一番号で利用継続可能です。050番号付与型もMNPとは独立して動作するため、乗り換えを機にIP電話が使えなくなることはありません。

この記事では、MNP乗り換えとIP電話の関係、乗り換え後の通話料節約効果、そして具体的な節約シナリオをわかりやすく解説します。


MNP乗り換えとIP電話の関係を理解しよう

MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)とは

MNP(Mobile Number Portability)とは、現在利用している携帯電話番号をそのままに、別の携帯電話会社へ乗り換えられる制度です。番号が変わらないため、友人や仕事の取引先に連絡先変更の案内をする必要がありません。2019年10月以降はMNP転出手数料が無料化されており、金銭的な負担なく乗り換えが可能です。

IP電話サービスはキャリア変更後も引き続き利用可能

IP電話サービスは、携帯キャリアの回線ではなくインターネット回線を利用して通話を行う仕組みです。そのため、MNPでキャリアが変わっても、IP電話アプリ自体はそのまま使い続けられます。プレフィックス型の場合は、乗り換え前と同じ電話番号に対して発信時にプレフィックス番号を付与するだけで引き続き割引通話が可能です。

IP電話の仕組み全体について詳しく知りたい方は、「[IP電話で通話料を節約する方法まとめ|用途別に最適なアプローチを解説]」も併せてご覧ください。

プレフィックス型(0037-692)と050番号付与型の違い

IP電話サービスには大きく分けて2つの方式があります。

  • プレフィックス型:発信時に「0037-692」などの番号を電話番号の頭に付与してかけ、通話料を割引する方式。元の携帯電話番号で発信するため、相手には普段の番号が表示されます
  • 050番号付与型:「050」から始まるIP電話番号が付与され、その番号で発着信を行う方式。データ通信経由で通話するため、通信量を消費します

「[0037-692とは?電話番号の頭につく番号の意味・仕組み・対象サービスを解説]」でプレフィックス番号の詳細を解説しています。


MNP乗り換えでIP電話はどうなる?影響を確認

プレフィックス型通話サービスは乗り換え後もそのまま使える

プレフィックス型のIP電話サービス(BB.exciteでんわなど)は、携帯電話番号にプレフィックス番号を付与して発信する仕組みです。MNPでキャリアを変更しても、契約している携帯電話番号が同じであれば、プレフィックス型のサービスはそのまま利用継続できます。アプリ上で特別な再設定なしに乗り換え後も利用可能です。

050plus等の050番号付与型もMNPとは独立して動作

050番号付与型のIP電話サービスも、MNP手続きとは完全に独立して動作します。050番号はキャリアの契約ではなく、IP電話事業者との契約で付与される番号です。そのため、携帯キャリアを乗り換えても050番号自体に影響はなく、継続して利用できます。

乗り換え時に再登録や再設定は必要か

多くのIP電話サービスは、MNP乗り換え後も再登録なしで利用できます。ただし、乗り換えに伴いSIMカードが変わるため、アプリがSIM変更を検知する場合があります。その際はアプリ内で再度ログイン操作が必要になることがありますが、手続き自体は数分で完了します。なお、0037-692を利用する他社サービスを契約中の場合はBB.exciteでんわに申込めない点にご注意ください。


キャリア別通話オプションとIP電話の料金比較

大手キャリアの通話オプション料金(ドコモ・au・ソフトバンク)

大手キャリアの標準通話料は22円/30秒です。通話をよくするユーザーにとって、この料金は大きな負担になります。各キャリアは通話料を抑えるためのオプションを用意しています。

キャリア 5分かけ放題 完全かけ放題
ドコモ 880円/月 1,980円/月
au 880円/月 1,980円/月
ソフトバンク 880円/月 1,980円/月

いずれのキャリアも5分かけ放題は880円/月、完全かけ放題は1,980円/月です。

大手キャリアとの料金比較をさらに詳しく知りたい方は、「[IP電話の通話料はどれくらい安い?大手キャリアとの料金比較まとめ]」をご参照ください。

ahamo・povo・LINEMOの通話料とかけ放題

格安ブランドの通話オプションも確認しておきましょう。

  • ahamo:基本料金2,970円/月に5分かけ放題が含まれています。完全かけ放題はオプションで1,100円/月で追加可能です
  • povo:通話料は22円/30秒(標準)。5分かけ放題は550円/24時間のトッピングで追加可能
  • LINEMO:5分かけ放題オプションは880円/月。完全かけ放題は1,980円/月

BB.exciteでんわの料金プランとキャリア純正との差額

BB.exciteでんわは、ドコモ・au・ソフトバンク・Y!モバイル・UQモバイル・povo・LINEMOの全キャリアに対応しています。料金プランは以下の通りです。

プラン 月額料金
3分かけ放題 380円/月
5分かけ放題 550円/月
10分かけ放題 880円/月
完全かけ放題 1,650円/月

ドコモの5分通話無料オプション880円/月と比較して、BB.exciteでんわの5分かけ放題は550円/月。差額は月に330円、年間では3,960円の節約になります。乗り換え先キャリアの通話オプションと組み合わせることで、さらに効果的な節約が可能です。


MNP乗り換え+IP電話で節約できるシナリオ

シナリオ1:大手キャリア→ahamo+BB.exciteでんわ5分かけ放題

ドコモからahamoに乗り換えるケースです。

  • 乗り換え前:ドコモ基本料金+5分かけ放題オプション880円/月
  • 乗り換え後:ahamo基本料金2,970円/月(5分かけ放題込み

ahamoは基本料金に5分かけ放題が含まれているため、別途BB.exciteでんわを追加する必要はありません。ただし、ahamoで完全かけ放題を利用したい場合は1,100円/月の追加に対し、BB.exciteでんわの完全かけ放題1,650円/月と比較してahamo純正オプションの方が安くなります。

シナリオ2:大手キャリア→格安SIM+IP電話のかけ放題

auやソフトバンクから格安SIM(UQモバイル・Y!モバイルなど)に乗り換えるケースです。

  • 乗り換え前:au基本料金+5分かけ放題880円/月
  • 乗り換え後:格安SIM基本料金+BB.exciteでんわ5分かけ放題550円/月

格安SIMの基本料金が安いことに加え、通話オプションもBB.exciteでんわを利用することで月330円安くなります。通話が10分を超えることが多い場合は、BB.exciteでんわ10分かけ放題880円/月がキャリア純正と同額で利用できます。

かけ放題プランのさらに詳しい比較は「[IP電話のかけ放題プラン比較|通話料を最大限に節約する選び方と料金まとめ]」で解説しています。

シナリオ3:完全かけ放題が必要な場合の比較

長時間の通話が多く、完全かけ放題が必要なケースです。

サービス 完全かけ放題月額
ドコモ 1,980円/月
au 1,980円/月
ソフトバンク 1,980円/月
ahamo(オプション) 1,100円/月
BB.exciteでんわ 1,650円/月

ahamoに乗り換えてahamo純正の完全かけ放題を利用するのが最安です。格安SIMに乗り換える場合は、BB.exciteでんわの完全かけ放題1,650円/月がキャリア純正1,980円/月より月330円安くなります。

通話料の節約効果を利用パターン別に計算したい方は、「[IP電話の月額料 節約シミュレーション|利用パターン別に月額削減額を計算]」もぜひご活用ください。

BB.exciteでんわの料金プランについて詳しくは、BB.exciteでんわ公式ページでご確認いただけます。


MNP手続きの実際|手数料無料化とワンストップ転入

MNP転出手数料は2019年10月以降無料

以前はMNP転出時に3,000円(税抜)の手数料がかかっていましたが、2019年10月1日以降にMNP転出手数料が無料化されました。これにより、キャリア乗り換えの金銭的ハードルは大きく下がっています。転出手数料がかからないため、通話料節約のために乗り換える判断がしやすくなりました。

MNPワンストップ転入で手続きがさらに簡素化(2023年5月~)

2023年5月24日からMNPワンストップ転入が利用可能になりました。従来は転出元キャリアでMNP予約番号を発行してもらい、それを転入先キャリアで入力する手順が必要でしたが、ワンストップ転入では転入先キャリアの手続きだけで完了します。転出元キャリアへの連絡が不要になり、乗り換え手続きが大幅に簡素化されました。

乗り換え完了後にIP電話アプリで確認すべきこと

MNP乗り換えが完了した後、IP電話アプリで以下の点を確認しましょう。

  1. アプリのログイン状態:SIM変更後もログインが維持されているか確認
  2. 発信テスト:プレフィックス番号を付与して発信し、通話が正常にできるか確認
  3. 着信テスト:他の端末から発信し、着信ができるか確認
  4. 請求状況:IP電話サービスの月額料金が正しく引き落とされているか確認

基本的には乗り換え後もそのまま利用できますが、念のためテスト通話を行っておくことで安心です。


乗り換え先キャリアとIP電話の組み合わせ注意点

0037-692サービス同士の併用不可に注意

BB.exciteでんわは「0037-692」というプレフィックス番号を使用します。同じ0037-692を利用する他社IP電話サービス(NTTコミュニケーションズの「050 plus」など、同じプレフィックスを用いるサービス)を契約中の場合、BB.exciteでんわには申込めません。乗り換え先でIP電話を導入する際は、既存の0037-692サービスの有無を事前に確認してください。

併用不可の詳細と切り替え手順については「[0037-692 乗り換え 方法|BB.exciteでんわへの切替手順と併用不可の注意点]」で詳しく解説しています。

データ通信量とIP電話通話の関係

プレフィックス型のIP電話は音声通話回線を使用するため、データ通信量を消費しません。一方、050番号付与型のIP電話はデータ通信経由で通話するため、通話量に応じて通信量を消費します。格安SIMでデータ容量が少ないプランを利用する場合は、050番号付与型の利用に伴う通信量の増加に注意が必要です。

データ通信量を抑えて節約する仕組みについては「[IP電話×WiFi通話で節約|通信費をさらに下げる仕組みと対象サービスまとめ]」を参考にしてください。

乗り換えタイミングと請求サイクルのズレ

MNP乗り換えは月の途中で行われることが多く、転出元キャリアと転入先キャリアで請求サイクルがズレる場合があります。転出元キャリアの月額料金は日割り計算されることが多いですが、通話オプション料金は日割りされないケースがあります。乗り換えのタイミングを月末に近づけることで、二重請求の期間を最小限に抑えられます。


BB.exciteでんわなら、MNP乗り換え後も全キャリア対応で通話料をしっかり節約。5分かけ放題550円/月〜利用可能です。

BB.exciteでんわ 公式ページはこちら


まとめ:MNP×IP電話で賢く通話料を節約するコツ

MNP乗り換えとIP電話の組み合わせは、通話料節約において非常に効果的なアプローチです。重要なポイントをおさらいしましょう。

  • MNP転出手数料は無料:2019年10月以降、乗り換えにかかるコストは実質ゼロです
  • IP電話は乗り換え後も継続利用可能:プレフィックス型も050番号付与型もMNPとは独立して動作します
  • MNPワンストップ転入で手続きが簡単:2023年5月から利用可能で、転出元への連絡が不要になりました
  • BB.exciteでんわ5分かけ放題は550円/月:キャリア純正880円/月と比べて月330円お得です
  • 全キャリア対応:ドコモ・au・ソフトバンク・Y!モバイル・UQモバイル・povo・LINEMOで利用できます
  • 0037-692サービスの併用不可に注意:他社の同じプレフィックス番号サービス契約中は申込めません

乗り換え先のキャリアやプランに合わせて、最適なIP電話サービスを組み合わせることで、月々の通話料を確実に節約できます。まずはご自身の通話習慣を見直し、どのかけ放題プランが最もコストパフォーマンスが良いかを検討してみてください。