【2026年最新】仕事用の国際通話サービスおすすめ5選|ビジネスに必要な機能と料金を徹底比較

【2026年最新】仕事用の国際通話サービスおすすめ5選|ビジネスに必要な機能と料金を徹底比較

海外のクライアントや拠点との電話会議。キャリアの国際通話料金が高くて悩んでいるビジネスパーソンは少なくありません。2025年5月にSkypeがサービスを終了し、多くの人が代替手段を探している状況でもあります。

仕事用の国際通話は、通話品質の安定性・番号通知・コスト管理という3つの要件を満たす必要があります。個人用アプリとの決定的な違いを理解した上でサービスを選ぶことで、取引先との信頼を損なわず、無駄なコストも削減できます。

本記事では、2026年現在使える仕事用国際通話サービスを5つ厳選し、選び方のポイントから料金比較、規模別の最適な提案まで解説します。


仕事用の国際通話、何が違う?個人用との3つの違い

国際通話サービスは個人用でも仕事用でも基本的な仕組みは同じですが、ビジネスで使う場合には特有の要件が3つあります。

通話品質の安定性が必須――取引先との通話が途切れるリスク

個人間の通話であれば、少し音声が途切れても大きな問題にはなりません。しかし、取引先との重要な商談や契約の電話で通話が切断されたり、相手の声が聞き取りづらかったりすれば、ビジネスの信頼に関わります

仕事用であれば、VoIP(インターネット回線経由)だけでなく、電話回線(PSTN)への接続品質が担保されているサービスを選ぶことが重要です。特に相手が固定電話や携帯電話に着信する場合、品質の安定性は必須条件となります。

通話品質重視でサービスを探している方は、国際通話 通話品質 安いサービスの記事も参考にしてください。

番号通知・非設定の重要性――相手に「仕事としての電話」として出てもらう

国際通話の場合、発信者番号が「非通知」や「見知らぬ番号」で表示されることが多く、相手が出てくれないケースが頻発します。仕事用であれば、自社の電話番号や自分の携帯番号が相手に通知されることが重要です。

特に初めての取引先や海外のクライアントに電話する場合、番号が通知されていれば相手も「仕事の電話」と認識して迅速に対応できます。ビジネス用のサービスでは、発信者番号の通知設定が柔軟に行えるかどうかを確認しましょう。

複数人・複数拠点での利用とコスト管理のしやすさ

個人の利用であれば自分の通話料だけを気にすれば済みますが、ビジネスではチームや全社での利用とコスト管理が不可欠です。具体的には以下の機能が求められます。

  • 利用者ごとの通話履歴の管理:誰が・いつ・どの国に・何分通話したか
  • 月次の請求書発行:経費精算や予算管理に必要
  • 利用制限の設定:特定のユーザーや拠点に対して発信先を制限

これらの管理機能が備わっているのは、クラウドPBXタイプのサービスが中心です。


仕事用国際通話の選び方|6つのチェックポイント

仕事用の国際通話サービスを選ぶ際は、以下の6つのポイントを確認しましょう。

通話品質:電話回線(PSTN)かVoIPか

通話品質は、PSTN(公衆交換電話網)への接続品質で決まります。VoIPのみのサービスはコストは安いですが、インターネット回線の状況に品質が左右されます。重要な取引先との通話が多い場合は、品質保証のあるクラウドPBXやキャリア直通を優先しましょう。

料金体系:従量制・定額制・サブスクリプション

料金体系は大きく3つに分かれます。

料金体系 特徴 向いているケース
従量制 使った分だけ支払う 月によって通話量が変動する場合
定額制 月額料金で一定時間込み 毎月一定の国際通話がある場合
サブスクリプション 月額料金で使い放題(対象国限定) 特定国への高頻度通話

通話頻度や相手国によって最適な体系が異なるため、自社の利用パターンを把握した上で選びましょう。

発信先:固定電話・携帯電話への発信が可能か

国際通話サービスの中には、アプリ間通話のみに対応しているものがあります。相手が同じアプリをインストールしていれば無料で通話できますが、相手の固定電話や携帯電話に発信する場合は、PSTN接続に対応したサービスが必要です。ビジネス用途では、固定電話・携帯電話の両方への発信に対応しているかが重要な選択基準になります。

番号通知:自社番号・携帯番号が通知されるか

前述の通り、ビジネス用途では番号通知が重要です。サービスによっては、独自の番号が通知されるものと、自分の電話番号を通知設定できるものがあります。自社番号を通知したい場合は、発信者番号(Caller ID)のカスタマイズに対応しているサービスを選びましょう。

導入規模:1人~チーム~全社

導入規模によって適したサービスが変わります。

  • 1人~数人:アプリ型やプレフィックスサービスで十分
  • チーム(10~50人):管理機能付きのクラウドPBXが適する
  • 全社(50人以上):エンタープライズ対応のクラウドPBX+通話プラン

スマホから安く国際通話する基本的な方法は、国際通話 安くする 方法 スマホで詳しく解説しています。

管理機能:通話履歴・請求書・利用制限

管理画面から通話履歴の確認、月次請求書のダウンロード、ユーザーごとの利用制限が設定できるかを確認しましょう。特に複数拠点や複数部署で利用する場合、コストの見える化は不可欠です。


【2026年最新】仕事用国際通話サービスのおすすめ5選

ここからは、仕事用の国際通話に適したサービスを5つ紹介します。それぞれの特徴、料金、得意なビジネスシーンをまとめました。

①Microsoft Teams Phone(旧Skype後継)――エンタープライズ標準のクラウドPBX+国際通話

Skypeは2025年5月にサービスを終了し、Microsoft Teamsに統合されました。Skypeの機能はTeams Phoneとして引き継がれており、Skypeアカウントのクレジット残高やサブスクリプションはTeams Freeアカウントへの移行が可能です。

料金(税抜)

プラン 月額料金 内容
Microsoft Teams 電話スタンダード ¥1,499/ユーザー/月 クラウドPBX機能(通話料別)
Microsoft Teams 電話スタンダード+国内通話プラン ¥3,298/ユーザー/月 クラウドPBX+国内通話込み
国際通話クレジット 従量制 国別の通話単価に基づく課金

ビジネス向けの強み

  • Microsoft 365(Office)環境とのシームレスな統合
  • 管理センターでの利用状況監視とコスト管理
  • 既存の会社の電話番号をTeamsに移行可能
  • チャット・ビデオ会議・電話を1つのプラットフォームで統合

注意点

  • 国際通話は従量制(通話クレジット)が基本で、定額の国際通話プランは対象国が限定
  • 導入にはMicrosoft 365のテナント管理権限が必要

Teamsをすでに社内で利用している企業であれば、追加導入コストを抑えつつ、ビジネス電話としての品質と管理性を両立できます。

②Zoom Phone――ビデオ会議と統合したクラウド電話

Zoom Phoneは、ビデオ会議ツールとして広く使われているZoomのクラウド電話サービスです。Zoomミーティングと同じプラットフォーム上で固定電話・携帯電話への発信ができます。

料金(目安)

プラン 月額料金(米ドル) 内容
US & Canada Pro 約$15/ユーザー/月 米・カナダへの無制限通話
Pro Global Select 約$20/ユーザー/月 対象国への無制限通話
従量制通話 国別単価 その他の国への発信

ビジネス向けの強み

  • Zoomミーティングとのシームレスな切替(通話→ビデオ会議)
  • 管理ダッシュボードでの通話分析とコスト管理
  • 既存の電話番号の移行(ポートイン)対応
  • SalesforceやHubSpotなどのCRMとの連携

注意点

  • 日本国内でのPSTN接続は提携事業者経由となり、別途手続きが必要
  • 日本語サポートの対応状況は導入前に確認が推奨

Zoomを日常的に利用しているチームであれば、特に導入ハードルが低い選択肢です。

③キャリア直通(010発信)――手軽さ重視の従来型

docomo・au・SoftBankの各キャリアが提供する国際通話サービスです。スマートフォンから「010+国番号+電話番号」でそのまま国際発信できます。

料金の目安(日本→アメリカへの発信例)

キャリア 固定電話へ 携帯電話へ
docomo 約30円/分 約35円/分
au 約25円/分 約30円/分
SoftBank 約25円/分 約30円/分

※各キャリアの国際通話オプション加入時の料金です。未加入の場合は上乗せされます。

ビジネス向けの強み

  • 導入の手間がほぼゼロ(アプリ不要)
  • 電話回線(PSTN)経由のため品質が安定
  • 自分の携帯番号が通知される

注意点

  • 通話単価が高く、頻繁に利用すると月額コストが膨大に
  • 管理機能がなく、個人の明細確認が必要
  • 会社としてのコスト管理には不向き

月数回程度の国際通話であれば最も手軽ですが、頻度が高い場合はコスト面で割高になります。

④LINE・WhatsApp等のアプリ間通話――相手も同じアプリを使う場合の無料手段

LINEやWhatsAppなどのメッセージアプリは、同じアプリを利用する相手との通話が無料です。相手が同じアプリを使っていることが前提となりますが、コストゼロで利用できる点は大きな魅力です。

ビジネス向けの強み

  • 完全無料(データ通信量のみ消費)
  • 相手との日常的なコミュニケーション手段としてそのまま使える
  • ビデオ通話やメッセージも統合

注意点

  • 相手が同じアプリをインストールしている必要がある
  • インターネット回線の品質に通話品質が依存
  • 番号通知がアプリのアカウント名になる(電話番号としての通知ではない)
  • ビジネス利用はセキュリティポリシーに抵触する場合がある

相手がLINEやWhatsAppを日常的に使っている関係性であれば有用ですが、正式なビジネスの電話としては認識されにくい点に注意が必要です。

LINEやSkypeの国際通話料金について詳しく知りたい方は、国際通話 LINE電話 Skype 料金の記事を参照してください。

⑤BB.exciteでんわ等のプレフィックスサービス――国内通話メイン+補助的国際通話

BB.exciteでんわは、国内通話の割引に優れたプレフィックスサービスです。専用のアクセス番号を経由して発信することで通話料を削減できます。

料金

  • 国内通話:8円/30秒(携帯電話へ)
  • 国際通話:国内アクセス料金8円/30秒 + 国際通話料10円/30秒(加算)

重要な注意点

BB.exciteでんわは国内通話向けのサービスです。国際通話には国内アクセス料金に加えて国際通話料として10円/30秒が別途加算されるため、国際通話をメインで利用する用途には不向きです。国際通話が月に数回程度で、主に国内の取引先との通話を安くしたい場合に補助的に利用するのが適しています。

プレフィックスサービスについて詳しくは、国際通話 プレフィックスサービス おすすめで解説しています。


仕事用国際通話の料金をサービス別に比較

月額コストと通話単価の比較表

主要サービスの料金を一覧で比較します。

サービス 月額基本料 日本→米国(固定) 日本→米国(携帯) 番号通知 管理機能
Teams Phone ¥1,499〜 従量制(約¥12〜15/分) 従量制(約¥15〜20/分)
Teams Phone+国内通話 ¥3,298〜 従量制(約¥12〜15/分) 従量制(約¥15〜20/分)
Zoom Phone 約$15〜/ユーザー プラン次第 プラン次第
キャリア直通 ¥0〜980 約¥25〜30/分 約¥30〜35/分 〇(携帯番号) ×
LINE通話 ¥0 無料(アプリ間のみ) 無料(アプリ間のみ) ×(アカウント名) ×
BB.exciteでんわ ¥0 ¥18/30秒 ¥18/30秒 〇(携帯番号) ×

※Teams Phoneの通話単価は国際通話クレジット利用時の目安。国により異なります。

従量制vs定額制:月間通話時間別の損益分岐点

国際通話の料金体系を選ぶ際の目安として、月間の国際通話時間と最適なプランの関係を整理します。

月間通話時間 推奨プラン 目安コスト
月30分未満 キャリア直通(従量制) ¥750〜1,500/月
月30分〜2時間 Teams Phone+通話クレジット ¥1,499+従量制
月2時間〜5時間 Teams Phone+国内通話 または Zoom Phone定額 ¥3,298〜/月
月5時間以上 Zoom Phone Global Select等の定額プラン $20〜/ユーザー/月

損益分岐点は通話先の国によって大きく異なります。米国や中国など主要国への通話が多い場合は定額プランが有利ですが、多国に分散して発信する場合は従量制が無難です。

国別の詳しい料金相場は、国際通話 料金 相場 国別の記事で確認できます。


規模別・用途別の最適な選び方

ビジネスの規模と国際通話の頻度に応じて、最適なサービスは変わります。ここでは3つの規模別におすすめの組み合わせを提案します。

個人事業主・フリーランス:月数回の国際通話

推奨サービス:キャリア直通 + LINE/WhatsApp(補助)

月に数回、5〜10分程度の国際通話であれば、キャリアの国際通話オプションに加入するだけで十分です。頻繁に連絡を取る相手がLINEやWhatsAppを使っていれば、アプリ間通話を併用することでコストを抑えられます。

  • 月額コスト目安:¥0〜1,000
  • 注意点:通話履歴の管理は各自の明細確認に頼る必要があります

格安SIMユーザーの場合は、国際通話 格安SIM おすすめの記事でSIM別の対応状況を確認してください。

中小企業:週数次の海外クライアントとの通話

推奨サービス:Microsoft Teams Phone または Zoom Phone

週に数回、海外のクライアントやパートナーと電話する規模であれば、クラウドPBXの導入が適しています。Teams PhoneはMicrosoft 365をすでに利用している企業であれば追加導入がスムーズです。Zoomを日常的に使っているチームであればZoom Phoneが自然な選択です。

  • 月額コスト目安:¥1,499〜3,298/ユーザー
  • メリット:通話履歴・請求書の管理機能が標準搭載、番号通知も設定可能
  • 導入のポイント:まずは国際通話が多い担当者数名から試験導入し、効果を確認してから展開を検討

中堅企業~大企業:複数拠点間の定期連絡・PBX導入

推奨サービス:Microsoft Teams Phone(エンタープライズプラン)

複数拠点間で定期的に国際通話を行う企業では、クラウドPBXの全社導入が最も効果的です。Microsoft Teams Phoneはエンタープライズ向けの管理機能が充実しており、部門別・拠点別の通話コスト管理、利用制限の設定、分析ダッシュボードまで網羅しています。

  • 月額コスト目安:¥3,298/ユーザー(国内通話込み)+国際通話クレジット
  • メリット:既存のPBXをクラウドに移行でき、保守費用も削減
  • 導入のポイント:Microsoftのパートナー企業を通じた導入支援が推奨。既存の電話番号の移行(ポートイン)も対応可能

すでに終了したサービスへの注意|2024~2026年の変更点

国際通話サービスの環境は近年大きく変化しています。すでに終了したサービスや、新規申込を停止したサービスがあるため注意が必要です。

SkypeのMicrosoft Teams統合――クレジット・サブスクリプションの移行

Skypeは2025年5月5日にサービスを終了し、Microsoft Teamsに統合されました。Skypeの個人アカウントで利用していた機能は、Teams Freeアカウントへの移行が可能です。

  • Skypeクレジットの残高:Teams Freeアカウントに移行可能
  • Skypeのサブスクリプション(月額プラン):Teams Freeの対応プランに移行
  • Skype番号:Teamsで引き続き利用可能(条件あり)

移行手続きはMicrosoftアカウントの管理画面から行えます。未移行のクレジットがある場合は、速やかに移行手続きを行いましょう。

0033 SAMURAI モバイルの終了(2024年1月)

KDDIが提供していた「0033 SAMURAI モバイル」は、2024年1月30日にサービスを終了しました。au回線を利用したプレフィックス型の国際通話割引サービスでしたが、現在は利用できません。同サービスを利用していた方は、代替としてキャリア直通の国際通話オプションやクラウドPBX型サービスへの乗り換えを検討してください。

LaLa Callの新規申込停止(2026年3月)

楽天モバイルが提供する「LaLa Call」は、2026年3月31日をもって新規申込を停止しました。既存ユーザーは当面の間サービスを継続利用できますが、新たにLaLa Callで国際通話を始めることはできません。

LaLa Callを検討していた方は、代替として本記事で紹介しているTeams Phone、Zoom Phone、またはキャリア直通を検討してください。


まとめ:仕事用国際通話は「品質」と「コスト管理」で選ぶ

仕事用の国際通話サービスは、通話品質の安定性コストの見える化を基準に選ぶことが最も重要です。

規模 推奨サービス 理由
個人・フリーランス キャリア直通+アプリ間通話 手軽さと低コスト
中小企業 Teams Phone または Zoom Phone 品質・管理・拡張性のバランス
中堅〜大企業 Teams Phone(エンタープライズ) 全社管理とPBX統合

選び方のポイントをまとめると:

  1. 通話品質:取引先との通話に耐えうる品質か(PSTN接続の有無)
  2. 番号通知:自社の番号が相手に通知されるか
  3. コスト管理:利用状況の見える化と予算管理ができるか
  4. 料金体系:自社の通話パターンに合った従量制か定額制か
  5. 導入規模:現在の規模と将来の拡張に対応できるか

まずは自社の国際通話の頻度と相手国を把握し、上記の表に当てはまる規模の推奨サービスから検討を始めることをおすすめします。Teams PhoneやZoom PhoneのようなクラウドPBX型サービスは、無料トライアルやデモが用意されている場合が多いため、まずは試してみるのもよいでしょう。

国際通話の基本的なかけ方を知りたい方は、国際通話 かけ方 初心者の記事をご覧ください。