【2026年最新】国際通話料金の相場を国別に一覧解説|主要20カ国の適正料金と安くする方法

【2026年最新】国際通話料金の相場を国別に一覧解説|主要20カ国の適正料金と安くする方法

海外への電話をかけようとすると、「一体いくらかかるんだろう」と不安になりますよね。国際通話の料金は国によって大きく異なり、キャリアの標準料金のまま発信すると、思わぬ高額請求につながることもあります。

本記事では、主要20カ国以上の国際通話料金相場を国別・地域別に整理し、割引サービス利用時の参考値と併せて一覧で解説します。自分がかける国の適正料金を把握し、無駄な出費を防ぐための基準としてご活用ください。

国際通話料金の相場を国別に理解しよう

なぜ国際通話料金は国によって違うのか

国際通話料金が国ごとに異なる主な理由は以下の3点です。

  • 着信側キャリアへの接続料(ターミネーション料金):通話を着信させる側の通信事業者に支払う料金で、国・事業者ごとに大きく異なります。通信市場の競争が進んでいる国では接続料が低く抑えられる傾向にあります。
  • 通信インフラの整備状況:光ファイバーや海底ケーブルなどのインフラが発達している国・地域ほど、通信コストが低くなります。
  • 為替レート・規制・税金:現地の物価水準や通信事業への規制、税制も料金に影響します。

このように、単に「距離が遠いから高い」というわけではなく、着信国の通信環境が料金を大きく左右します。

この記事でわかること

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • 主要20カ国以上の国別国際通話料金相場(割引サービス適用時の参考値)
  • 地域別の相場レンジ(安価・中程度・高額の目安)
  • ドコモ・au・ソフトバンクの標準料金が相場とどれくらい違うか
  • 相場より安く国際通話する具体的な5つの方法
  • よくかける国別のおすすめ手段

国別の国際通話料金相場一覧(主要20カ国)

以下の表は、割引サービス(VoIPアプリ・050 IP電話など)を利用した場合の国別国際通話料金の目安です。サービスやプランによって料金は変動するため、実際の発信前に各サービスの最新料金をご確認ください。

なお、NTT 0033やSAMURAIモバイルの国際電話サービスは過去に多くの方に利用されていましたが、すでにサービスが終了しているため、本記事ではあくまで相場を把握するための参考値として位置づけています。

アジア(中国・韓国・台湾・香港・タイ・ベトナム・フィリピン・インドネシア・シンガポール・インド)

発信先 割引サービス利用時の目安(円/分) キャリア標準料金の目安(円/分)
中国 約3〜9 約40〜50
韓国 約3〜9 約40〜50
台湾 約3〜9 約40〜50
香港 約3〜9 約40〜50
タイ 約5〜15 約70〜80
ベトナム 約8〜15 約70〜80
フィリピン 約10〜18 約80〜90
インドネシア 約5〜15 約70〜80
シンガポール 約3〜9 約50〜60
インド 約3〜12 約60〜70

アジア地域は日本との通信インフラが充実している国が多く、特に中国・韓国・台湾・香港・シンガポールなどは割引サービスを使えば1分あたり一桁台で通話できるケースが少なくありません。

北米・中南米(アメリカ・ブラジル)

発信先 割引サービス利用時の目安(円/分) キャリア標準料金の目安(円/分)
アメリカ 約2〜9 約50〜60
ブラジル 約10〜20 約100〜120

アメリカは通信インフラが発達しており、割引サービスを利用すれば最安クラスの料金で発信可能です。一方、ブラジルは南米の中でも比較的インフラが整っていますが、地域によるばらつきがあり、料金はやや高めの傾向にあります。

ヨーロッパ(イギリス・ドイツ・フランス)

発信先 割引サービス利用時の目安(円/分) キャリア標準料金の目安(円/分)
イギリス 約3〜12 約50〜60
ドイツ 約3〜12 約50〜60
フランス 約3〜12 約50〜60

欧州主要国は通信インフラが成熟しており、割引サービスの料金水準はアジア・北米と同等レベルです。キャリア標準料金も比較的安定しています。

オセアニア(オーストラリア)

発信先 割引サービス利用時の目安(円/分) キャリア標準料金の目安(円/分)
オーストラリア 約3〜12 約50〜60

オーストラリアも通信インフラが発達した国であり、欧米並みの料金水準です。

中東・アフリカ(相場が高額な地域の傾向)

中東・アフリカ地域への国際通話は、以下の理由から全体的に高額になりやすい傾向があります。

  • 通信インフラの整備が進んでいない国が多い
  • 一部の国では通信事業が国営または独占状態で、接続料が高い
  • 政治的・経済的リスクにより通信コストが上乗せされるケースがある

たとえば、アラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアへの通話はキャリア標準で130円/分以上、アフリカの一部国では164円/分を超えるケースもあります。割引サービスを利用しても、他地域に比べて料金が高くなりやすい点に留意が必要です。

国際通話料金の地域別傾向|安い国と高い国の法則

通信インフラが発達した国は安い傾向

国際通話料金が安い国に共通する特徴は以下の通りです。

  • 光ファイバーや海底ケーブルが充実:日本と直接海底ケーブルで結ばれている国(中国・韓国・台湾など)は通信コストが低い傾向にあります。
  • 通信市場の競争が激しい:複数のキャリアが競合している国は、接続料が下がりやすい環境にあります。
  • 経済規模が大きい:通信トラフィックが多い国ほど、1分あたりのコストが低下します。

代表的な低料金国:アメリカ、中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア

途上国・離島国は料金が高額になる理由

逆に料金が高くなりやすい国の特徴は以下の通りです。

  • 通信インフラが未整備:衛星通信に依存している場合、コストが跳ね上がります。
  • 通信市場の競争が不十分:事業者が限られており、接続料が高止まりしています。
  • 離島国・内陸国:物理的な通信路の確保コストが高くなります。

代表的な高額国・地域:アフリカ諸国、中東の一部、太平洋島嶼国

地域別の大まかな相場レンジまとめ

キャリア標準料金(010発信)を基準とした、地域別の大まかな相場レンジは以下の通りです。

料金レベル 相場レンジ(円/分) 代表的な地域
安価 約40〜90 アメリカ・カナダ、中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア
中程度 約80〜130 タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、インド、ブラジル
高額 約130〜164円超 中東諸国、アフリカ諸国、太平洋島嶼国の一部

重要ポイント:キャリア標準料金の「安価」ゾーンであっても40〜90円/分かかります。割引サービスを使えば、これをさらに1/5〜1/10程度に抑えることが可能です。

キャリア別の国際通話標準料金との比較

ドコモ・au・ソフトバンクの標準国際通話料

ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアは、国際通話を「010」をつけて発信する標準料金を設定しています。主な宛先の標準料金の目安は以下の通りです(30秒あたりの料金から1分あたりに換算した概算値です)。

発信先 ドコモ(円/分) au(円/分) ソフトバンク(円/分)
アメリカ 約60 約60 約60
中国 約50 約50 約50
韓国 約50 約50 約50
イギリス 約60 約60 約60
フィリピン 約90 約90 約90

※上記は概算値です。各キャリアの最新料金ページで必ずご確認ください。

3キャリアとも大きな差はなく、どのキャリアを使っても標準料金はほぼ同水準です。

キャリア直通(010発信)は相場よりいくら高いか

キャリア直通(010発信)での国際通話料は、割引サービスと比較して5〜20倍以上高くなるケースが珍しくありません。

たとえばアメリカ向けの場合:

  • キャリア標準:約60円/分
  • 割引サービス:約2〜9円/分
  • 差額:約51〜58円/分

1時間の通話で換算すると、キャリア標準なら約3,600円かかるところ、割引サービスなら約120〜540円で済む計算になります。国際通話を定期的にかける方は、キャリア標準料金のまま発信し続けると、年間で数万円単位の無駄な出費につながります。

格安SIMの国際通話料の傾向

格安SIM(MVNO)の国際通話料は、キャリア標準料金と同程度か、やや安い程度に設定されていることが多いです。一部の格安SIMは国際通話に特化したオプションを提供していますが、全体的には割引サービス(VoIPアプリ・050 IP電話)の方が安価なケースが多い傾向にあります。

格安SIMの国際通話に関する詳しい比較は、別記事で解説しています。

また、BB.exciteの「でんわ」は国内通話割引に特化したサービスであり、国際通話の場合は別途10円/30秒(約20円/分)が加算される点に注意が必要です。国内通話としては優秀なサービスですが、国際通話目的で選ぶべきではありません。

相場より安く国際通話する5つの方法

キャリア標準料金のまま国際通話をかけるのは非常にもったいないです。ここでは、相場より安く国際通話する5つの方法を紹介します。

各方法の詳しい使い方やサービス比較については、以下の関連記事も併せてご覧ください。

VoIPアプリ(LINE・Skype代替アプリ)の料金

VoIP(Voice over IP)アプリを使えば、インターネット回線を通じて格安で国際通話が可能です。

  • LINE電話:LINEユーザー同士なら無料。固定電話・携帯電話への発信も可能で、アメリカ向けなら約2〜12円/分程度が目安
  • Skype代替アプリ:Skypeを含め複数のVoIPアプリが存在し、いずれもキャリア標準より大幅に安い

VoIPアプリの料金は、キャリア標準料金と比較して1/5〜1/30程度になることが多く、最も手軽な節約手段です。ただし、通信品質はインターネット回線に依存する点に留意が必要です。

LINE電話やSkypeの詳しい料金比較については、国際通話 LINE電話 Skype 料金の記事をご覧ください。

050 IP電話サービスの国際通話料

050から始まるIP電話番号を提供するサービスでも、国際通話に対応しているものがあります。

  • SMARTalkやLaLa Callなどの050サービスが国際通話に対応
  • アメリカ向けで約5〜9円/分、中国向けで約5〜9円/分など、VoIPアプリと同等レベルの料金設定
  • 通常の電話番号(050)での発着信が可能なため、ビジネス用途でも使いやすい

050 IP電話は「アプリ間通話」に限定されず、一般の電話網への発信も安価にできる点が強みです。

格安SIMの国際通話オプション

一部の格安SIMは、国際通話に特化したオプションや割引サービスを提供しています。

  • 月額数百円の国際通話割引オプション
  • 特定地域向けの通話定額プラン

格安SIMの国際通話に関する詳しい比較は、国際通話 格安SIM おすすめの記事で解説しています。

国際電話専用プリペイドカード

国際電話専用のプリペイドカードは、事前にチャージした金額分だけ国際通話ができるサービスです。

  • クレジットカード不要で利用可能
  • アクセス番号に発信後、宛先番号を入力して通話する仕組み
  • 料金はサービスにより大きく異なるため、発信先に合わせて選ぶことが重要

プリペイドカードは手軽ですが、通話品質やサポート体制にばらつきがあるため、評判を確認してから利用するのがおすすめです。

プレフィックスサービスの国際通話対応と注意点

プレフィックスサービス(0037-692など)は、特別なアクセス番号を経由して国際通話を安くする仕組みです。プレフィックスサービスの詳細な比較や選び方は別記事で解説済みですが、以下の点にご注意ください。

  • 対応国・地域がサービスごとに異なる
  • 月額料無料のサービスと有料のサービスがある
  • 一部のプレフィックスサービスは国際通話非対応の場合がある

0037-692を含む国際電話対応サービスの比較は、0037-692 国際電話 対応サービス 比較をご覧ください。

通話品質について詳しく知りたい方は、国際通話 通話品質 安いサービスもご参照ください。

よくかける国別|おすすめの安くする手段

アメリカ・カナダ向けに安くかける方法

アメリカ・カナダは通信インフラが発達しており、多くのサービスが最安クラスの料金を設定しています。

  • おすすめ:VoIPアプリ(LINE電話など)または050 IP電話サービス
  • 理由:割引サービスで約2〜9円/分が現実的。キャリア標準(約60円/分)との差が大きい
  • 通話頻度が高い場合:050 IP電話の通話定額プランを検討するとさらにコスパが良い

LINE電話やSkypeの料金比較は、国際通話 LINE電話 Skype 料金の記事をご覧ください。

中国・韓国・台湾などアジア向けの安い手段

アジアは日本との通信路が充実しているため、多くの割引サービスが安価に対応しています。

  • おすすめ:VoIPアプリまたは050 IP電話
  • 理由:中国・韓国・台湾は約3〜9円/分が目安。シンガポールも同水準
  • 通話頻度が高い場合:格安SIMの国際通話オプションの併用も検討価値あり

ヨーロッパ・オセアニア向けのコスパ良い選択

ヨーロッパ・オセアニアも、主要国への料金は比較的安価に設定されています。

  • おすすめ:050 IP電話サービスまたはVoIPアプリ
  • 理由:イギリス・ドイツ・フランス・オーストラリア向けは約3〜12円/分が目安
  • ポイント:キャリア標準との差額が大きいため、必ず割引サービスを経由して発信すべき

中東・アフリカ向けはどうすれば安くなるか

中東・アフリカ向けは、着信側の接続料が高いため、どのサービスを使っても高額になりやすい傾向があります。

  • 相対的におすすめ:複数のVoIPサービスの料金を比較し、最安のものを選ぶ
  • 理由:サービスごとに料金差が大きく、AサービスよりBサービスが半額程度というケースもあり得る
  • ポイント:無料通話分が付いているサービスを活用すると、実質的なコストを抑えられる場合がある

プレフィックスサービスの選び方については、国際通話 プレフィックスサービス おすすめをご参照ください。

国際通話料金相場のまとめ|高額請求を防ぐポイント

自分がかける国の相場を把握することが第一

国際通話で高額請求を防ぐために最も重要なのは、自分がかける国の相場を知ることです。

  • キャリア標準料金の相場を把握する(本記事の表を参考に)
  • 割引サービス利用時の適正料金を知る
  • 自分の利用パターン(頻度・時間帯・発信先)に合ったサービスを選ぶ

「知らないうちに高額請求されていた」という事態は、相場を知っていれば防げます。

標準料金のまま国際通話しないためのチェックリスト

国際通話をかける前に、以下のチェックリストを確認してください。

  • [ ] キャリア直通(010発信)でかけていないか(標準料金は割引サービスより5〜20倍高い)
  • [ ] 発信先の国の割引サービス料金を確認したか
  • [ ] VoIPアプリ・050 IP電話などの代替手段を検討したか
  • [ ] BB.exciteのでんわなど国内通話特化型サービスを国際通話に使っていないか(別途10円/30秒が加算される)
  • [ ] プレフィックスサービスの対応国を確認したか

自分がよくかける国に合った最適なサービス選びが、最も確実な節約につながります。 以下の関連記事もぜひご参考にしてください。