【初心者向け】国際通話のかけ方を完全解説|携帯・固定電話のダイヤル手順と国番号まとめ

【初心者向け】国際通話のかけ方を完全解説|携帯・固定電話のダイヤル手順と国番号まとめ

国際通話をかけたことがない方にとって、「番号をどう入れればいいのか」「国番号って何?」といった疑問は当然のものです。結論から言うと、日本から海外へ国際電話をかける基本のダイヤル形式は以下の1行で表せます。

010 + 相手国の国番号 + 相手の電話番号(市外局番から)

この3つを順番に入力するだけです。本記事では、この基本形をベースに携帯電話・固定電話それぞれの発信手順、よく使う国番号の一覧表、初心者が陥りやすい失敗と対策までをすべて解説します。


国際通話のかけ方|基本のダイヤル手順を3ステップで解説

日本から海外へ電話をかける際は、いつもの電話番号の前に2つの数字を付けるだけです。具体的な手順を3ステップで確認しましょう。

ステップ1:日本の国際プレフィックス「010」をダイヤルする

国際電話をかける最初の合図として、「010」を入力します。これが日本の国際プレフィックス(国際電話识别番号)で、「これから国際電話をかけます」と電話網に伝える役割を持ちます。携帯電話・固定電話どちらでも同じ「010」を使います。

ステップ2:相手国の国番号を入力する

続いて相手がいる国の国番号を入れます。たとえばアメリカなら「1」、中国なら「86」、韓国なら「82」です。国番号は国ごとに固有の数字で、1桁〜3桁のものがあります。

ステップ3:相手の電話番号(市外局番から)を入力する

最後に相手の電話番号を入力します。ここで最も重要な注意点があります。

相手の番号の先頭にある「0」は除いてダイヤルしてください。 たとえば相手の番号が「0212-3456-7890」であれば、「212-3456-7890」と入力します。この「0を除く」ルールは国際電話のダイヤルにおいて最も多くの初心者がつまずくポイントです。

入力例をまとめると次のようになります。

順序 入力内容 例(アメリカ・ニューヨークの番号)
1 国際プレフィックス 010
2 国番号 1
3 相手番号(先頭0除去) 2125551234
- 全体 010-1-2125551234

携帯電話から国際通話をかける方法

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの対応状況

日本の大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)は、原則として初期契約のまま国際電話の発信が可能です。特別な申込手続きなしで、そのまま「010+国番号+相手番号」をダイヤルすれば国際発信できます。

ただし、以下の点にご注意ください。

  • 通信料とは別に国際通話料金がかかるため、国内通話の無料通話枠などは適用されません
  • キャリアの標準国際通話料金は1分あたり数十円〜数百円と高めに設定されていることが多く、長電話になると想定以上の料金になる場合があります
  • 一部の格安SIM(MVNO)では国際発信を制限しているケースがあるため、ご自身の通信事業者の公式サイトで確認することをおすすめします(→ 国際通話 格安SIM おすすめ の記事で詳しく解説)

スマホの連絡先に国際番号を登録する方法

何度も国際電話をかける相手なら、連絡先に国際形式で番号を登録しておくと便利です。登録の際は「+(プラス)」を先頭にした国際形式を使います。

登録形式: + 国番号 相手番号(先頭0除去)

たとえば韓国の番号「010-1234-5678」を登録する場合は次のようにします。

+82-10-1234-5678

「+」は日本の国際プレフィックス「010」を自動的に置き換えてくれる国際的な表記です。スマホの電話アプリは「+」を認識して適切に発信してくれます。


固定電話から国際通話をかける方法

固定電話からの国際発信も、基本は「010+国番号+相手番号」です。ただし、固定電話には「マイライン」という仕組みがあり、状況によってダイヤル方法が少し変わります。

マイライン登録済みの場合と未登録の場合の違い

マイライン登録済みの場合は、そのまま「010+国番号+相手番号」をダイヤルするだけで国際電話がかけられます。マイラインとは、普段使う電話会社をあらかじめ登録しておく仕組みで、登録していれば事業者選択の番号を毎回入力する必要がありません。

マイライン未登録の場合は、次に説明する「事業者選択番号」を使った発信になります。

注意:NTTの「0033国際通話サービス」は2024年1月30日をもって終了しています。 以前0033を利用されていた方は、別の国際電話事業者への切り替えが必要です。→ 0037-692 国際電話 対応サービス 比較 もご参照ください。

事業者選択番号を使った発信手順

マイライン未登録の場合は、電話会社ごとに決められた「事業者選択番号」を先頭にダイヤルします。

事業者選択番号 + 010 + 国番号 + 相手番号

たとえばKDDI(001)を利用する場合は「001-010-国番号-相手番号」となります。ご利用予定の事業者の選択番号は公式サイトで確認してください。


よく使う国の国番号一覧表

日本からよく電話をかける主な国の国番号をまとめました。

国名 国番号
アメリカ合衆国 1
カナダ 1
イギリス 44
ドイツ 49
フランス 33
ブラジル 55
オーストラリア 61
中国 86
韓国 82
インド 91
タイ 66
ベトナム 84
フィリピン 63
インドネシア 62

カナダとアメリカは同じ「1」です。このように複数の国で同じ国番号が使われるケースがあります(国番号「1」の地域を「North American Numbering Plan」と呼びます)。


初心者がよくやってしまう5つの失敗と対策

国際電話を初めてかける方が特に陥りやすいミスを5つ紹介します。事前に知っておけば防げるものばかりです。

相手番号の先頭「0」をそのままダイヤルしてしまう

初心者最多の失敗がこれです。相手の番号が「090-xxxx-xxxx」や「02-xxxx-xxxx」など「0」から始まる場合、国際ダイヤルではその先頭の「0」を取り除かなければなりません。

  • 誤:010-82-010-1234-5678
  • 正:010-82-10-1234-5678

このルールは相手国の市外局番・携帯番号の先頭「0」に共通します。日本国内では「0」からかけますが、国際電話では除く——この違いを覚えておきましょう。

国番号と間違えて日本の国際プレフィックスを入力する

「010」は日本の国際プレフィックスであって、国番号ではありません。日本の国番号は「81」です。混同しやすい数字ですが、役割が異なります。

  • 010:日本から国際電話をかける際に先頭に入力する識別番号
  • 81:日本という国を表す番号(外国から日本へかける際に使う)

国際電話サービスが未開通で発信できない

携帯の大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)は初期契約で国際発信可能ですが、一部の格安SIMや、固定電話の回線事情によっては国際電話が開通していない場合があります。

発信できない場合は「音声ガイダンスが流れる」「呼び出し音がならない」といった現象が起きます。その際はご自身の通信事業者に国際発信の可否を確認してください。

着信側の番号表示が変わって驚かれる

日本から国際電話をかけると、相手の携帯電話に表示される番号は日本の番号とは異なる形式になります(国番号を含んだ形や、事業者経由の番号など)。相手が「知らない番号」として着信を拒否する設定にしている場合、電話がつながらないことがあります。

初めてかける相手には、事前にメールやメッセージアプリで「国際電話をかけるので番号が普段と違う形で表示されるかもしれない」と伝えておくと安心です。

通話料が想定より高額になる

キャリア標準の国際通話料金は、国内通話と比べてかなり高額に設定されています。通話時間を気にせず長時間話してしまうと、月末の請求で驚くことになりかねません。

国際通話を頻繁に利用する予定がある方は、通話料を抑える方法を別記事で詳しく解説しています。

→ 国際通話を安くする方法について詳しくは 国際通話 安くする 方法 スマホ をご覧ください。


外国から日本へ電話をかける逆パターンの手順

海外にいる方が日本へ電話をかける「逆パターン」の手順も押さえておきましょう。家族や友人が海外から日本へ連絡する際の参考になります。

国際プレフィックス+81+市外局番(0を除く)の基本形

外国から日本へかける基本のダイヤル形式は次の通りです。

相手国の国際プレフィックス + 81 + 日本の電話番号(先頭0を除く)

「81」は日本の国番号です。日本の番号「03-1234-5678」にかける場合は「81-3-1234-5678」となります。先頭の「0」を除くルールは、日本側の番号でも同じです。

米国・中国・韓国からの発信例

3つの主要国からの発信例を確認しましょう。

アメリカから日本(03-1234-5678)へかける場合

011-81-3-1234-5678

中国から日本(090-1234-5678)へかける場合

00-81-90-1234-5678

韓国から日本(03-1234-5678)へかける場合

001-81-3-1234-5678

国際プレフィックスは国ごとに異なります。アメリカは「011」、中国は「00」、韓国は「001」です。


国際通話をもっと安くする方法への案内

ここまで基本のかけ方を解説してきましたが、キャリア標準料金で国際通話を続けると、通話料は少しずつ大きな負担になります。国際通話を安くする方法は大きく分けて2つのアプローチがあります。

無料通話アプリを活用する

Wi-Fiやモバイルデータ通信を経由して音声通話ができるアプリを使えば、通話料を大幅に、場合によっては無料に抑えられる可能性があります。主要な無料通話アプリの特徴や使い分けについては、→ 国際通話 無料アプリ 比較 で詳しく解説しています。

通話品質にこだわる方は、→ 国際通話 通話品質 安いサービス の記事も参考になります。仕事で国際通話をお使いの方は、→ 国際通話 仕事用 おすすめ もご覧ください。

プレフィックスサービスや格安SIMの国際通話対応を検討する

通常の電話回線を使いながら通話料を安くしたい場合は、プレフィックスサービスや国際通話に対応した格安SIMの利用も選択肢に入ります。

留学中の方は → 国際通話 留学 連絡 おすすめ も参考にしてください。


まとめ

国際通話のかけ方は、基本のダイヤル形式「010 + 国番号 + 相手番号(先頭0除去)」を押さえれば、携帯電話でも固定電話でも同じ要領で発信できます。

  • 携帯の大手キャリアは初期契約のまま国際発信可能
  • 相手番号の先頭「0」を除くのが最重要ルール
  • 外国から日本へは「国際プレフィックス+81+番号(0除去)」
  • キャリア標準の国際通話料金は高めなので注意

国際通話を安くする全方法を解説した記事はこちら国際通話 安くする 方法 スマホ国際通話 料金 相場 国別