通信費と通話料を一緒に削減するコツ|優先順位をつけて月額料金を確実に下げる方法¶
通信費と通話料の削減で一番大切なコツは、「通信費」と「通話料」を別々に捉え、削減効果が高い順に手をつけることです。多くの人は一つのサービスに注目しがちですが、月額料金を確実に下げるには、まず自分の通話パターンを知り、通信費全体の料金構造を把握した上で、優先順位をつけて対策を進めるのが正解です。
本記事では、通信費・通話料をセットで削減する6つのコツを、具体的な金額とともに解説します。2026年の最新動向も踏まえていますので、今すぐ使える内容です。
通信費・通話料削減の「コツ」とは何か¶
通信費と通話料は別物として捉えるのが最初のコツ¶
携帯電話の月額料金は、大きく分けて「データ通信費」と「通話料」の2つの要素で構成されています。データ通信費はプランごとの月額固定費、通話料は通話した分だけかかる従量制(またはかけ放題オプションの月額料)です。
この2つは性質が異なるため、別枠で最適化するのが合理的です。例えば、データ容量を減らして月額1,000円安くなっても、通話料が毎月3,000円かかっていれば、通信費全体の削減効果は限定的です。逆も同じで、通話料を削減するだけで月額2,000円下がるケースもあります。
削減効果が高い順に手をつける理由¶
削減効果が見込める順に取り組む理由はシンプルです。確実に大きな金額を節約してから、細かい調整に入る方が、結果的に月額料金を大きく下げられるからです。
一般的に、削減効果が高い順は以下のようになります。
- 通話料の見直し(月に1,000〜3,000円の削減が可能なケースが多い)
- データプランの最適化(月に500〜2,000円の削減余地)
- セット割やキャンペーンの活用(月に数百円〜1,000円程度)
まずは通話料の見直しから始めるのが、最も効果的です。
コツ1|まずは自分の通話料が「高いか安いか」を知る¶
22円/30秒が基準──従量制のまま使っている人は要注意¶
三大キャリア(ドコモ・au・SoftBank)の標準通話料は22円/30秒です。何もオプションに加入していない「従量制」のまま通話している場合、1分間の通話で約44円、10分間の通話で約440円かかります。
月に合計60分通話すると、通話料だけで約2,640円。これが毎月続けば、年間で約31,680円が通話料だけで消えていく計算です。通話オプションを一切使っていない人は、まずここが最大の削減ポイントになります。
月の通話時間をざっくり把握する方法¶
通話料が高いか安いかを判断するには、月間の通話時間を把握する必要があります。正確な分単位ではなく、ざっくりで構いません。
- 直近2〜3ヶ月の利用明細を確認する(マイページやアプリから閲覧可能)
- 1日あたりの通話時間を思い浮かべる(例:仕事で5〜6本、各3〜5分=月に約60〜90分)
- 通話の「相手」を思い出す(家族や同僚ならLINE電話で代替できる可能性が高い)
月間の通話時間がざっくり分かれば、次のコツ2で全体像を把握しやすくなります。
コツ2;通話料だけではなく通信費全体の料金構造を把握する¶
データ容量と通話オプションのバランスを見直す¶
通信費全体を下げるには、データ容量と通話オプションのバランスを見直すことが重要です。例えば以下のようなケースがあります。
| パターン | データ容量 | 通話オプション | 月額合計(目安) |
|---|---|---|---|
| A:データ重視・通話少なめ | 大容量プラン(〜20GB) | なし(従量制) | 約4,500円+通話料 |
| B:バランス型 | 中容量(〜10GB) | 5分かけ放題 | 約3,500円+880円 |
| C:通話多め・データ少なめ | 小容量(〜3GB) | 完全かけ放題 | 約2,000円+1,980円 |
自分の使っているデータ容量と通話時間を照らし合わせて、最もコスパの良いバランスを見つけるのがコツです。例えば、月に10GBしか使っていないのに20GBプランに入っていれば、プラン変更だけで月に約1,000〜1,500円の削減になる可能性があります。
キャリア独自の割引を見落としていないか確認¶
各キャリアは、オンライン契約割引、長期利用割引、家族割引など、適用されていない割引があるケースがあります。特に以下を確認してください。
- オンライン専用プランへの移行で月額1,000〜2,000円安くなるケース
- 家族割引が適用されているか(1回線あたり数百円〜1,100円の割引)
- 長期利用者向けの優待があれば活用する
コツ3|通話の「相手と頻度」で最適な削減手段が変わる¶
通話料削減の最大のコツは、自分の通話パターンに合った手段を選ぶことです。通話の相手と頻度によって、最適な手段が大きく異なります。
短時間の通話が多い→5分かけ放題(約880円/月)で解決¶
仕事の連絡や予約の電話など、1回5分以内の通話が多い人には、キャリア純正の5分かけ放題オプションが最適です。月額約880円で、5分以内の通話が回数無制限で無料になります。
従量制で月に60分通話している人のうち、大半が5分以内の通話であれば、約880円/月のかけ放題に加入するだけで、月に約1,760円の削減(2,640円−880円)になります。
長時間の通話が多い→プレフィックスサービス(11円/30秒)が有利¶
1回の通話が長い人や、1日に何度も長時間通話する人は、5分かけ放題ではカバーしきれません。この場合、第三者のプレフィックスサービスが有力な選択肢です。
プレフィックスサービスは、通話料を11円/30秒に抑えられ、標準の22円/30秒と比べて約半額になります。月額料金なしで利用できるサービスもあるため、月に30分以上の長時間通話をする人には、5分かけ放題よりも安くなるケースがあります。
LINEユーザーとの通話が多い→LINE電話で通話料ゼロ¶
通話相手がLINEを使っている場合、LINE電話を使えば通話料はゼロです。家族や友人との通話はLINE電話で十分という人は多く、こうした通話をLINEに切り替えるだけで、通話料を大幅に削減できます。
ただし、LINE電話は相手もLINEユーザーである必要があり、仕事相手や固定電話への通話には使えない点に注意が必要です。詳しい節約効果の検証は、別記事「LINE電話で通話料はどれだけ削減できる?無料通話の節約効果を金額で検証」で解説しています。
自分の通話パターンに合った削減ルートを詳しく知りたい方へ 通話の相手や頻度に合わせてどのサービスが最適かを具体的に比較した記事をご用意しています。自分に合う削減手段を詳しく知りたい方は、「携帯の通話料を安くする具体的な方法10選|今すぐできる節約術」を参考にしてください。
コツ4|通信費と通話料の「セット割」を活用する¶
同じグループのサービスにまとめるメリット¶
通信費と通話料をセットで削減するもう一つの有力な手段が、同じグループのサービスにまとめることです。例えば、ドコモの「ahamo」やauの「povo」など、同じグループ内の低価格ブランドに移行しつつ、光回線も同じグループにまとめることで、割引が適用されるケースがあります。
セット割を活用すると、月に数百円〜1,100円程度の割引が受けられることが多く、年間で見ると6,000〜13,200円の節約になります。
光回線とセットで通信費全体を下げる考え方¶
自宅に光回線を引いている人は、携帯回線と同じグループの光回線に乗り換えることで、セット割が適用される可能性があります。例えば、ドコモ光+ドコモの携帯、auひかり+auの携帯、SoftBank光+SoftBankの携帯といった組み合わせです。
セット割の割引額は月に数百円〜1,100円程度ですが、光回線そのものの月額料金も含めて比較すると、通信費全体で月に1,000〜2,000円の削減になるケースがあります。
コツ5|新規申込停止や値上げに注意──2026年の最新動向をおさえる¶
LaLa Callが2026年2月に新規受付停止──乗り遅れない重要性¶
通話料削減サービスの定番の一つだったLaLa Callは、2026年2月2日をもって新規申込の受付を停止しました。既存ユーザーは引き続き利用できますが、新規で申し込むことはできません。
この事実は、通話料削減サービスのラインナップが変化していることを示しています。乗り遅れないためにも、削減手段の検討は早めに行うことが大切です。LaLa Call以外にも、新規受付を終了するサービスが出る可能性があるため、複数の選択肢を持っておくことが重要です。
SoftBankの2026年7月値上げが通信費全体に与える影響¶
SoftBankは2026年7月1日から月額料金の改定を実施し、主なプランで月額300〜550円の値上げが予定されています。SoftBankユーザーにとっては、この値上げによって通信費が増加するため、今のうちにプランの見直しや他社への乗り換えを検討する必要があります。
値上げ分を相殺するには、通話オプションの見直しやセット割の活用、あるいはahamoやpovoなどへの移行を含めた通信費全体の見直しが有効です。詳細な比較は「携帯の通話料を安くするキャリア別方法まとめ|ドコモ・au・Y!mobile・ahamoの通話オプションを徹底比較」を参考にしてください。
コツ6|削減効果を継続するための習慣化のコツ¶
毎月の利用明細を1分でチェックする仕組みづくり¶
通信費・通話料の削減は一度やって終わりではありません。毎月の利用明細を1分でチェックする習慣をつけることで、料金の変化にすぐ気づけます。
具体的には以下のような仕組みがおすすめです。
- 月末にリマインダーを設定し、マイページで利用明細を確認
- 前月と比較して通話料・データ使用量の増減をチェック
- 使っていないオプションがないか確認
この1分の習慣で、年間を通じて数千円〜数万円の無駄を防ぐことができます。
ライフスタイル変化に合わせてプランを見直すタイミング¶
ライフスタイルの変化に伴い、最適なプランも変わります。以下のタイミングでプランの見直しを検討してください。
- 転職やリモートワークの開始(通話頻度が変わる)
- 引っ越し(光回線のセット割を見直すチャンス)
- 家族構成の変化(家族割引の適用条件が変わる)
- 子供のスマホデビュー(サブ回線のプラン見直し)
プラン見直しのタイミングについては、「【2025年最新】携帯の通話料を節約する方法まとめ|全手法を比較して最適解を見つける」でも詳しく解説しています。
通信費・通話料削減のコツ まとめ¶
通信費と通話料をセットで削減するコツを6つ解説しました。改めて重要なポイントをまとめます。
- 通信費と通話料は別枠で最適化する──性質が違うため、一まとめにしない
- 自分の通話料が高いか安いかを知る──従量制(22円/30秒)のままなら要見直し
- 通信費全体の料金構造を把握する──データ容量と通話オプションのバランスを見直す
- 通話パターン別に最適な手段を選ぶ──短時間通話は5分かけ放題(約880円/月)、長時間通話はプレフィックスサービス(11円/30秒)、LINE通話はLINE電話
- セット割を活用する──同じグループのサービスにまとめて月数百円〜1,100円の割引
- 最新動向を押さえて乗り遅れない──LaLa Callの新規停止(2026年2月)、SoftBankの値上げ(2026年7月)に注意
これらのコツを実践するだけで、月に2,000〜4,000円、年間で24,000〜48,000円の削減も十分に可能です。
自分の通話パターンに合った具体的な削減方法をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
- 通話パターン別の詳しい比較→「携帯の通話料を半額にするサービス徹底比較|2026年まだ使える対象サービスまとめ」
- かけ放題プランの損益分岐点を知りたい→「通話定額プランは入るべきか?月額料金の元が取れる損益分岐点を計算してみた」
- 格安SIMでの通話料削減の注意点→「格安SIMで通話料を安くする際の注意点8選|失敗しないための事前チェックリスト」
- 全手法を網羅的に比較したい→「【2025年最新】携帯の通話料を節約する方法まとめ|全手法を比較して最適解を見つける」
通話料の見直しは、今日から始められます。まずは自分の利用明細を開いて、通話料がいくらかかっているかを確認するところから始めてみてください。