スマホの通話料を安くする方法まとめ|自分に合う節約術が必ず見つかる

スマホの通話料を安くする方法まとめ|自分に合う節約術が必ず見つかる

毎月のスマホの通話料、高すぎると感じていませんか。

結論から言うと、通話料を安くする方法は大きく分けて4つあります。プレフィックス通話サービス、IP電話アプリ、かけ放題オプション、無料通話アプリ――自分の通話パターンに合った方法を選べば、月数千円の節約も十分に可能です。

この記事では、全手法の全体像と選び方の基準を体系的に整理します。読み終わる頃には、自分に一番合う節約方法が見つかるはずです。


なぜスマホの通話料は高いのか――基本構造を知る

大手キャリアの標準通話料は22円/30秒

ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリア3社は、通話オプションに加入していない場合、22円/30秒(税込)の通話料が発生します。これは国内通話の標準的な従量課金レートです。

具体的に計算すると、1分間の通話で44円、5分間で220円、10分間で440円かかります。月に合計60分通話すると、通話料だけで約2,640円。毎月の通話時間がこの水準に達する人は、家計に無視できない負担となっています。

通話オプションに加入していないとどうなるか

各キャリアは「かけ放題」や「通話定額」のオプションを用意していますが、何も加入していない状態だと、すべての国内通話が22円/30秒の従量課金となります。

特に以下のケースに該当する人は要注意です。

  • 格安SIMに乗り換えた際、通話オプションを見直さなかった
  • キャリアの料金プラン変更時に、通話オプションを外してしまった
  • 通話をあまりしないと思い込み、無対策のまま使っている

「たまにしか通話しないから大丈夫」と思っていても、月に数回の長電話で数千円になることがあります。まずは自分の通話料明細を確認するところから始めましょう。


スマホの通話料を安くする4つのアプローチ

スマホの通話料を安くする手段は、大きく以下の4つに分類できます。

アプローチ 代表的なサービス 通話料の目安 仕組み
①プレフィックス通話 BB.exciteでんわ、楽天でんわ 11円/30秒 電話回線を経由して通話料を半額に
②IP電話アプリ 050アプリ各種 8~12円/30秒程度 インターネット回線で通話
③かけ放題オプション キャリア・格安SIMの定額プラン 月額数百円~2,000円台 一定時間または完全かけ放題
④無料通話アプリ LINE、Facebook Messenger 0円 アプリ間のデータ通話

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

アプローチ①:プレフィックス通話サービスで通話料を半額に

プレフィックス通話サービスとは、発信時に専用のアクセス番号(プレフィックス番号)を付けて発信することで、通話経路を変更し通話料を安くする仕組みです。

最大の特徴は電話回線(音声回線)を使って通話するため、IP電話と比べて通話品質が安定していること。相手側には通常の電話番号からの着信として表示されるため、ビジネス用途でも違和感がありません。

通話料は概ね11円/30秒(税込)で、大手キャリアの22円/30秒と比較するとほぼ半額になります。

プレフィックス通話サービスが本当に半額になるのか、詳しい検証結果は「スマホの通話料を半額にする方法|本当に安くなるサービスを検証」で解説しています。

アプローチ②:IP電話アプリで通話料を大幅カット

IP電話アプリは、インターネット回線(データ通信)を経由して音声通話を行うサービスです。050から始まる電話番号が付与され、通常の電話番号への発着信が可能になります。

通話料はサービスによって異なりますが、大手キャリアの22円/30秒より安く設定されていることが多いです。ただし、通話品質はデータ回線の状況に依存するため、電波状況の悪い場所では音声が途切れる可能性があります。

IP電話アプリの詳しい比較は「050アプリ 比較 完全ガイド」を参照してください。

アプローチ③:キャリア・格安SIMのかけ放題オプションを活用

各キャリアや格安SIM事業者は、月額料金を支払うことで一定時間の通話が定額になるオプションを提供しています。

主なパターンは以下の3つです。

  • 5分かけ放題:1回あたり5分以内の通話が何度でも無料(月額500~880円程度)
  • 10分かけ放題:1回あたり10分以内の通話が何度でも無料(月額700~1,100円程度)
  • 完全かけ放題:時間制限なしで通話し放題(月額1,500~2,200円程度)

通話頻度が高い人は、かけ放題オプションに加入するだけで劇的に通話料を下げられます。「10分かけ放題 おすすめ 完全ガイド」で各社の料金を詳しく比較しています。

アプローチ④:LINEなど無料通話アプリで通話料ゼロに

LINE、Facebook Messenger、WhatsAppなどの無料通話アプリは、相手も同じアプリを利用していれば通話料が完全に無料になります。

  • メリット:相手が同じアプリを使っていれば通話料ゼロ、グループ通話も可能
  • デメリット:固定電話やアプリを入れていない人にはかけられない、通話品質がデータ回線に依存する

家族や友人との通話がメインであれば、この方法だけで通話料を大幅に削減できる可能性があります。


プレフィックス通話サービスの代表例と料金

主要なプレフィックス通話サービスの料金を比較します。

サービス 従量制通話料 かけ放題プラン 月額基本料
BB.exciteでんわ 11円/30秒(税込) 5分かけ放題330円/10分かけ放題660円※ 無料
楽天でんわ 従量制(要確認) あり 0円
LaLa Call ※新規申込停止中

※BB.exciteでんわの5分かけ放題330円(税込)・10分かけ放題660円(税込)は、キャンペーン期間(2025年2月5日~)の価格です。キャンペーン終了後は通常価格に移行する可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。

BB.exciteでんわ――通話料11円/30秒でキャリアの半額

BB.exciteでんわは、従量制で11円/30秒(税込)の通話料を提供するプレフィックス通話サービスです。大手キャリアの22円/30秒と比較すると、通話料がほぼ半額になります。

キャンペーン価格として、以下のかけ放題プランが用意されています(2025年2月5日~)。

  • 5分かけ放題:月額330円(税込)
  • 10分かけ放題:月額660円(税込)

通話1回あたりの上限時間は120分(サービスによって異なる場合があります)。月間の通話上限時間については、公式サイトの最新情報をご確認ください。

楽天でんわ――月額0円で使った分だけ後払い

楽天でんわは月額基本料0円で利用できるプレフィックス通話サービスです。使った分だけ後払いのため、月によって通話量が大きく変動する人にも無駄なく使えます。

「月額料金は払いたくないけれど、通話料は安くしたい」という人に向いているサービスです。

新規申込停止中のサービスに注意(LaLa Call)

LaLa Callは2026年2月2日付で新規申込の受付を停止しました。新規ユーザーは現在加入不可です。

既存ユーザーは引き続き利用できますが、新しくプレフィックス通話サービスを探している人は、BB.exciteでんわや楽天でんわなど、新規受付中のサービスを選ぶ必要があります。

注意:もしもしDNS・GMOとくとくBBでんわの料金については、執筆時点で公式確認ができていません。最新の料金情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。


IP電話アプリの代表例と注意点

050アプリの仕組みと通話品質

050アプリは、インターネット回線を利用して音声通話を行うIP電話サービスです。「050」から始まる電話番号が付与され、一般の電話番号(03や090など)への発信・着信ができます。

主な特徴は以下の通りです。

  • 月額基本料が安い(無料~数百円)
  • 発信通話料はサービスごとに異なる(8~12円/30秒程度が多い)
  • 050番号で着信を受けられる
  • 相手には050番号として表示される

ただし、以下の制限があります。

  • 110番・119番への発信ができない
  • フリーダイヤル(0120など)への発信ができないことが多い
  • 月間通話上限時間(例:500分/月)が設定されている場合がある
  • 着信時に相手へ050番号が通知される

通話品質は電話回線とIP電話でどう違うか

電話回線(プレフィックス通話含む)とIP電話では、通話品質に明確な違いがあります。

比較項目 電話回線(プレフィックス) IP電話
回線品質 安定・高品質 データ回線に依存
混雑時の影響 あまり受けない 音声が途切れることがある
電波が弱い場所 比較的安定 品質低下しやすい
ビジネス用途 違和感なし 品質面でやや不安

仕事での通話が多い人や、確実にクリアな音声で通話したい場合は、電話回線を利用するプレフィックス通話サービスがおすすめです。逆に、プライベート中心でコスト優先の人はIP電話アプリでも十分実用になります。

IP電話アプリを含む通話料が安くなるアプリのおすすめランキングは「通話料が安くなるアプリおすすめランキング|2026年最新比較」で詳しく紹介しています。


通話パターン別に選ぶ最適な節約方法

ここまで紹介した4つのアプローチから、自分の通話パターンに最適な方法を診断してみましょう。

短時間の通話が多い人向け

おすすめ:5分かけ放題オプション または プレフィックス通話サービス

  • 1回の通話が5分以内で済むことが多い人
  • 1日に何度も短い通話をする人
  • 月額330円~880円程度の5分かけ放題で、通話料をほぼゼロにできる
  • かけ放題の時間上限に注意(5分を超えると従量課金)

長時間の通話が多い人向け

おすすめ:完全かけ放題オプション または 10分かけ放題+長電話はLINE

  • 1回の通話が10分を超えることが多い人
  • 完全かけ放題(月額1,500~2,200円程度)で通話料を完全固定化
  • 10分かけ放題に加入し、長時間の通話は相手にLINEを提案する方法も
  • 長電話相手が限定的なら、相手も同じアプリを使う工夫で無料化できる

仕事で固定電話によくかける人向け

おすすめ:プレフィックス通話サービス

  • 固定電話(03や06など)への発信が多い人
  • 相手に050番号を通知したくない人
  • 電話回線を使うプレフィックス通話なら、品質も安定しビジネス用途に適している
  • BB.exciteでんわの10分かけ放題(月額660円・税込)などがコスパ良好

家族や友人との通話がメインの人向け

おすすめ:LINEなどの無料通話アプリ

  • 通話相手がLINEを使っている人が多い
  • 通話料が完全に無料
  • グループ通話も可能
  • 固定電話への発信が不要なら、これだけで通話料問題を解決できる
  • 固定電話にもかける必要がある場合は、無料通話アプリ+プレフィックス通話の併用が効果的

自分の通話パターンについてさらに詳しく知りたい場合は、「携帯の通話料を削減する方法|通話パターン別に最適な節約術を解説」でより深く解説しています。

また、通話料節約の全体像を包括的に把握したい方は、「電話代 節約 やり方 完全ガイド」もあわせてご覧ください。


スマホ通話料節約のよくある失敗と注意点

かけ放題の上限時間を見落とす

「かけ放題に加入しているから安心」と思い込んでいると、思わぬ通話料が発生することがあります。

多くのかけ放題プランには1回あたりの上限時間が設定されています。

  • 5分かけ放題:1回5分を超えると、超過分が従量課金(22円/30秒)
  • 10分かけ放題:1回10分を超えると、超過分が従量課金
  • 一部サービスには月間の通話上限時間(例:500分/月)が設定されている場合もある

通話が長引きそうな場合は、かけ直し(リダイヤル)で上限時間をリセットするか、LINEなどに切り替える工夫が必要です。

IP電話からはフリーダイヤル・110番にかけられない

IP電話アプリ(050番号)からは、以下の番号への発信ができない、または制限されるのが一般的です。

  • 110番(警察)119番(消防・救急):発信不可
  • 0120(フリーダイヤル):発信不可のサービスが多い
  • 0570(ナビダイヤル):対応していない場合がある

緊急通報やフリーダイヤルへの発信が必要な場面では、通常の電話回線(キャリアの音声回線)を使う必要があります。

支払方法が限定されるサービスがある

一部の通話料割引サービスは、支払方法が限定されています。

  • クレジットカード決済のみのサービス
  • キャリア決済に対応していないサービス
  • 口座振替に非対応のサービス

加入前に、自分が使える支払方法に対応しているか確認しましょう。特にクレジットカードを持たない人は、支払方法の対応状況がサービス選びの重要な基準になります。


まとめ:まずは自分の通話パターンを把握することから始める

スマホの通話料を安くする方法を、4つのアプローチで整理してきました。

アプローチ 通話料 向いている人
プレフィックス通話 11円/30秒 固定電話によくかける人、品質重視の人
IP電話アプリ 8~12円/30秒程度 コスト重視のプライベート通話メインの人
かけ放題オプション 月額定額 通話頻度が高い人
無料通話アプリ 0円 家族・友人との通話がメインの人

節約の第一歩は、自分の通話パターンを把握することです。以下の質問に答えてみてください。

  1. 月にどれくらい通話しているか?(合計時間)
  2. 1回の通話は短い(5分以内)か、長い(10分超)か?
  3. かける相手は固定電話か、スマホか?
  4. 仕事でのかけ直しが多いか?

これらの答えに合わせて、上の表から自分に合うアプローチを選びましょう。

次にとるべきアクション:

通話料の節約は、自分に合った方法を一つ選ぶだけでも、翌月の請求からすぐに反映されます。まずは自分の通話パターンを見直し、最適な節約方法を始めてみてください。