国際通話 料金 比較|主要サービスの30秒単価・対応国を一覧で解説 2026¶
海外の家族や知人と定期的に電話をする方にとって、国際通話料は毎月の固定出費になりがちです。docomo・au・SoftBankの標準料金のまま通話していると、1回5分の通話で数百円〜数千円かかることも珍しくありません。
結論から言うと、中継電話サービス(0037系)を使えば、大手キャリアの標準国際通話料と比べて約4〜8分の1に料金を抑えられます。楽天でんわなら32カ国一律10円/30秒(課税対象外)、BB.exciteでんわなら実質約21円/30秒で国際通話が可能です。
本記事では、キャリア直接・中継電話・IP電話アプリの3層を横断し、国際通話の料金を30秒単位で比較します。通話先の国と通話頻度に合わせた最安の選び方まで解説するので、「結局いくらかかるか」を端的に知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
国際通話の料金体系を理解しよう¶
国際通話の料金を正しく比較するためには、まず料金表示のルールを押さえておく必要があります。
国内通話と国際通話の料金表示の違い(税込・不課税とは)¶
国内の通信サービスでは「税込」価格が表示されるのが一般的ですが、国際通話では「不課税」「課税対象外」という表記に出会うことがあります。
これは国際通話が「電気通信サービス」に分類され、消費税がかからないためです。具体的には以下の違いがあります。
| 表示 | 意味 | 実質的な負担 |
|---|---|---|
| 税込10円 | 消費税込みの価格 | 10円(税込済み) |
| 不課税10円 | 消費税がかからない価格 | 10円(追加なし) |
| 課税対象外10円 | 消費税の対象外 | 10円(追加なし) |
つまり「不課税10円」と「税込10円」は実質的に同じ負担です。ただし、同じ10円でも「税抜10円(税込11円)」と比較すると1円の差が生じるため、表示条件をそろえて比較することが重要です。
楽天でんわの国際通話料10円/30秒は「課税対象外」なので、追加の税額は発生しません。一方、BB.exciteでんわの中継電話部分(国内通話料11円/30秒)は税込表示で、国際通話加算分(10円/30秒)は不課税です。合計すると実質約21円/30秒となります。
30秒単位と1分単位:表示にだまされない読み方¶
国際通話の料金は「30秒単位」と「1分単位」の2つの表示方法があります。単位が違うと、同じ数字でも実質負担が2倍違うことがあります。
- 30秒単位 10円 → 1分あたり20円
- 1分単位 20円 → 1分あたり20円
一見すると「10円」と「20円」で前者が安く見えますが、単位を揃えると同じです。本記事では比較しやすいよう、30秒あたりの単価を基準に統一して解説します。
大手キャリアの国際通話料(基準ライン)¶
まずは、何も手配しない場合の「基準」を確認しましょう。
docomo・au・SoftBankの標準国際通話料の相場感¶
三大キャリアの標準国際通話料は、通話先の国や地域によって異なりますが、概ね以下の相場です。
| 地域 | 代表国 | 標準料金(1分あたり) | 30秒単価に換算 |
|---|---|---|---|
| アジア | 中国・韓国・台湾 | 約80〜110円 | 約40〜55円 |
| 北米 | アメリカ・カナダ | 約80〜100円 | 約40〜50円 |
| ヨーロッパ | イギリス・ドイツ・フランス | 約100〜160円 | 約50〜80円 |
| オセアニア | オーストラリア | 約110〜140円 | 約55〜70円 |
いずれのキャリアも、30秒あたり40円〜80円が相場です。5分通話すれば200円〜800円、月に週1回通話すれば月額800円〜3,200円の出費になります。
キャリア直接の国際通話が高い理由¶
キャリアの標準国際通話料が高い理由は、海外の通信事業者への接続料(着信終端料)が上乗せされるためです。通話先の国によって接続料が異なり、特に発展途上国や遠隔地ほど高くなる傾向があります。
また、キャリアは国際通話向けに特化した割引サービスを提供しているものの、月額料金がかかるオプション加入が前提になることが多く、通話頻度が少ない人には不経済です。そのため、中継電話サービスやIP電話アプリを活用する人が増えています。
中継電話サービス(0037系)の国際通話料金を比較¶
中継電話サービスは「0037」から始まるアクセス番号をダイヤルし、サービス経由で海外につなぐ仕組みです。電話回線を使うため、IP電話アプリに比べて通話品質が安定しています。
楽天でんわ:32カ国一律10円/30秒(課税対象外)の強み¶
楽天でんわは、32カ国一律10円/30秒(課税対象外)というシンプルな料金体系が最大の強みです。国による料金差がなく、アジア・北米・ヨーロッパ・オセアニアの主要国に一律でかけられます。
- 30秒単価:10円(課税対象外)
- 1分あたり:20円
- 対応国数:32カ国
- 通話品質:電話回線(中継電話)のため安定
アプリのインストールと事前登録が必要ですが、通話料は相手先の国を問わず同一です。キャリア標準と比べると、約4分の1〜8分の1に料金を抑えられます。
BB.exciteでんわ:国内通話料+国際通話加算の実質約21円/30秒¶
BB.exciteでんわは、国内通話料(11円/30秒・税込)に国際通話加算(10円/30秒・不課税)を加えた実質約21円/30秒で国際通話が利用できます。
- 30秒単価:実質約21円(国内11円+国際加算10円)
- 1分あたり:実質約42円
- 通話品質:電話回線(中継電話)のため安定
楽天でんわより単価は高めですが、かけ方や設定がシンプルで、幅広い国・地域に対応している点が特徴です。具体的なかけ方や対応国の詳細は、それぞれ専用の記事で詳しく解説しています。
BB.exciteでんわの詳細はこちら - BB.exciteでんわ 海外への電話 完全ガイド|かけ方・料金・注意点を解説 - BB.exciteでんわ 国際通話 対応国 完全ガイド
LaLa Call・GMOとくとくBBでんわの国際通話対応状況¶
LaLa CallとGMOとくとくBBでんわは、どちらもIP電話(050番号)サービスですが、国際通話への対応状況は時期により変動する可能性があります。2026年時点での国際通話対応の有無や料金については、各サービスの公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
もしもしDNSなど従量制サービスの立ち位置¶
もしもしDNSなど、従量制の中継電話サービスも存在します。サービスごとにアクセス番号や料金体系が異なり、通話先の国によっても単価が変わるケースがあります。一律料金の楽天でんわやBB.exciteでんわと比べると、特定の国向けには安くなる可能性がありますが、毎回の通話料を計算する手間がかかる点に注意が必要です。
IP電話アプリの国際通話料金と品質のトレードオフ¶
中継電話サービスとは別に、スマートフォンアプリを経由するIP電話(VoIP)という選択肢もあります。ここでは中継電話サービスとIP電話アプリを明確に区別して解説します。
LINE電話・Skype・WhatsApp:アプリ間無料・一般電話宛ても低料金¶
代表的なIP電話アプリの国際通話料金は以下の通りです。
| アプリ | アプリ間通話 | 一般電話宛て(例:アメリカ) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| LINE電話 | 無料 | 約14円/分(国により変動) | 日本で普及率が高い |
| Skype | 無料 | 約2〜3円/分(Skypeクレジット) | 世界標準、一般電話宛ても安い |
| 無料 | 通話機能はアプリ間のみ | 海外で普及率が高い |
相手も同じアプリを利用していれば通話料は無料です。一般電話番号宛てにかける場合でも、中継電話サービスより安いことがあります。
通話品質とデータ通信量の注意点¶
IP電話アプリは便利ですが、以下の点に注意が必要です。
- 通話品質がデータ通信に依存する:Wi-Fi環境では安定しますが、モバイルデータ通信圏外や電波の弱い場所では音声が途切れることがあります。電話回線を使う中継電話サービスに比べ、品質面で劣るケースがあります。
- データ通信量を消費する:1分あたり約0.5〜1.5MBのデータ通信量が発生します。ギガ数に制限があるプランでは、長時間通話によりデータ容量を圧迫する可能性があります。
- 着信側もアプリが必要な場合がある:アプリ間通話の場合、相手もアプリをインストールしている必要があります。
IP電話アプリの詳細な比較は、国際電話 アプリ おすすめ 完全ガイドで解説しています。
地域別 国際通話料金比較表¶
ここからは、通話先の地域ごとに主要サービスの料金を表形式で比較します。料金は30秒単価で統一しています。
アジア(中国・韓国・台湾・東南アジア)向け¶
| サービス | 中国 | 韓国 | 台湾 | タイ | フィリピン |
|---|---|---|---|---|---|
| キャリア標準 | 約40〜55円 | 約40〜55円 | 約45〜55円 | 約55〜80円 | 約55〜80円 |
| 楽天でんわ | 10円 | 10円 | 10円 | 10円 | 10円 |
| BB.exciteでんわ | 約21円 | 約21円 | 約21円 | 約21円 | 約21円 |
| LINE電話(一般宛て) | 約7円 | 約7円 | 約7円 | 約7円 | 約7円 |
※キャリア標準は30秒換算。LINE電話は概算。
アジア向けはキャリア標準でも比較的安めですが、中継電話サービスを使えばさらに約2〜5分の1に抑えられます。
北米(アメリカ・カナダ)向け¶
| サービス | アメリカ | カナダ |
|---|---|---|
| キャリア標準 | 約40〜50円 | 約40〜50円 |
| 楽天でんわ | 10円 | 10円 |
| BB.exciteでんわ | 約21円 | 約21円 |
| LINE電話(一般宛て) | 約7円 | 約7円 |
| Skype(一般宛て) | 約1〜2円 | 約1〜2円 |
北米向けはSkypeの一般電話宛てが最安値です。ただし通話品質を重視するなら、電話回線を使う中継電話サービスが安心です。
ヨーロッパ(イギリス・ドイツ・フランス)向け¶
| サービス | イギリス | ドイツ | フランス |
|---|---|---|---|
| キャリア標準 | 約50〜80円 | 約50〜80円 | 約50〜80円 |
| 楽天でんわ | 10円 | 10円 | 10円 |
| BB.exciteでんわ | 約21円 | 約21円 | 約21円 |
| LINE電話(一般宛て) | 約7円 | 約7円 | 約7円 |
ヨーロッパ向けはキャリア標準との差が最も大きく、楽天でんわなら約5〜8分の1に抑えられます。
オセアニア・その他地域向け¶
| サービス | オーストラリア | ニュージーランド |
|---|---|---|
| キャリア標準 | 約55〜70円 | 約55〜70円 |
| 楽天でんわ | 10円 | 10円 |
| BB.exciteでんわ | 約21円 | 約21円 |
| LINE電話(一般宛て) | 約7円 | 約7円 |
BB.exciteでんわの対応国の詳細は、BB.exciteでんわ 国際通話 対応国 完全ガイドで確認できます。
通話パターン別 最安サービスの選び方¶
料金比較の次は、あなたの通話パターンに合ったサービス選びを考えましょう。
月1〜2回の短時間通話:アプリで十分?¶
月に1〜2回、1回3〜5分程度の短い通話であれば、IP電話アプリが十分にコストパフォーマンスが良い選択肢です。
- 相手もLINEやWhatsAppを使っていれば完全無料
- 一般電話宛てでも数円/分レベル
- ただしデータ通信量を消費し、品質は通信環境に依存する
通話料の節約額が月数十円〜百円程度であれば、アプリで十分という結論になりやすいパターンです。
週1回以上の定期通話:中継電話サービスが有利な理由¶
週1回以上、または1回10分以上の通話を定期的に行う場合は、中継電話サービスが有利です。
理由は以下の3点です。
- 通話品質が安定:電話回線を使うため、IP電話のような音声の途切れが起きにくい
- 料金が予測しやすい:一律料金なら毎回の通話料を事前に計算できる
- データ通信量を消費しない:ギガ数を気にせず長電話ができる
例えば週1回・10分の通話を楽天でんわでかけた場合、月額約160円(10円×2回/分×8分/月)です。キャリア標準なら月額約1,600〜3,200円かかるため、年間で約1.7万〜3.6万円の節約になります。
長時間通話が多い人:かけ放題の有無もチェック¶
1回30分以上の長時間通話が多い人は、かけ放題オプションの有無も確認しましょう。一部のIP電話アプリでは月額定額で通話し放題のプランを提供しています。
ただし、国際通話のかけ放題はサービスが限られており、対応国も限定されることがあります。長時間通話が多い場合は、サービスごとの定額プランの対象国を確認することが重要です。
中継電話サービスの仕組みや料金の詳細比較は、050plus vs BB.exciteでんわ|仕組み・料金・使い勝手を徹底比較 2026も参考にしてください。
終了・注意が必要なサービス¶
0033SAMURAIモバイルは2024年1月にサービス終了済み¶
0033SAMURAIモバイルは、2024年1月30日にサービスを終了しています。以前は国際通話向けの中継電話サービスとして利用できましたが、現在は新規・既存ともに利用できません。
過去の記事や比較サイトで言及されていることがありますが、2026年現在は利用不可能なサービスですので注意してください。
新規受付を終了したサービスの乗り換え先¶
一部の中継電話サービスは新規受付を終了しています。もし利用中のサービスが終了・縮小された場合は、以下の乗り換え先を検討しましょう。
- 楽天でんわ:32カ国一律10円/30秒でシンプル
- BB.exciteでんわ:実質約21円/30秒で幅広い国に対応
- IP電話アプリ(LINE電話・Skypeなど):短時間通話向け
中継電話サービスの料金詳細は、0037-692 通話料 料金表 guideもあわせてご確認ください。
まとめ:国際通話を安くするための3つのステップ¶
国際通話の料金を比較してきました。最後に、国際通話を安くするための具体的なステップを3つにまとめます。
ステップ1:現在の国際通話料を把握する
まずは、自分が毎月いくら国際通話に払っているかを確認しましょう。キャリアの標準料金のままなら、月額数百円〜数千円かかっている可能性があります。
ステップ2:通話パターンに合ったサービスを選ぶ
- 月1〜2回の短時間 → IP電話アプリ(LINE電話・Skypeなど)
- 週1回以上の定期通話 → 中継電話サービス(楽天でんわ・BB.exciteでんわ)
- 長時間通話 → 定額プランの有無を確認
ステップ3:中継電話サービスを試す
通話品質を重視するなら、電話回線を使う中継電話サービスが確実です。
- 楽天でんわ:32カ国一律10円/30秒(課税対象外)で最安クラス
- BB.exciteでんわ:実質約21円/30秒で、幅広い国に対応。かけ方や対応国の詳細は以下の記事で解説しています
国際通話を安くするなら、まずは中継電話サービスを試してみるのがおすすめです。
関連記事 - BB.exciteでんわ 海外への電話 完全ガイド|かけ方・料金・注意点を解説 - BB.exciteでんわ 国際通話 対応国 完全ガイド - 国際電話 アプリ おすすめ 完全ガイド - 050plus vs BB.exciteでんわ|仕組み・料金・使い勝手を徹底比較 2026 - 0037-692 通話料 料金表 guide