BB.exciteでんわは山間部の圏外エリアで通話できる?原因と対処法を解説

BB.exciteでんわは山間部の圏外エリアで通話できる?原因と対処法を解説

旅行や登山、帰省などで山間部に滞在していると、スマートフォンの画面に「圏外」の表示が出てBB.exciteでんわで電話をかけられないことがあります。この記事では、山間部でBB.exciteでんわが圏外になる根本原因と、圏外時の具体的な対処法を解説します。

BB.exciteでんわは山間部の圏外エリアで使える?結論から言うと

圏外=キャリアの電波が届かないためBB.exciteでんわも利用不可

結論から言うと、山間部でキャリアの圏外エリアにいる場合、BB.exciteでんわは利用できません。BB.exciteでんわは独自の通信網を持たず、au・ドコモ・ソフトバンクなどのキャリアが提供する音声通話回線を借用して通話をルーティングするサービスです。したがって、キャリアの電波が届かなければ、BB.exciteでんわアプリを起動しても発信できず、着信も受けられません。

BB.exciteでんわは自前回線を持たないプレフィックス型サービス

BB.exciteでんわは、発信番号の前に「0037-692」というアクセス番号を付与して通話料を安くするプレフィックス型サービスです。0037-692プレフィックスの仕組みについては、別記事で詳細に解説しています。重要なのは、この方式がキャリアの音声通話回線を前提としている点です。自前の通信インフラを持たないため、電波状況はキャリアに完全に依存します。

なぜ山間部で圏外になるのか──BB.exciteでんわの仕組みと根本原因

0037-692プレフィックス方式=キャリアの音声通話回線を使用

BB.exciteでんわの通話の流れは以下のようになります。

  1. ユーザーがBB.exciteでんわアプリから電話番号を入力して発信
  2. アプリが自動的に「0037-692」+「相手先番号」に変換
  3. キャリアの音声通話回線を経由してBB.exciteでんわの通信網に接続
  4. そこから先はBB.exciteでんわ側の安価なルートで相手に接続

このように、最初の「キャリアの音声通話回線に接続する」というステップが前提となります。キャリアの電波が届かなければ、そもそもステップ1から進みません。

VoIPアプリ(LINEなど)とは異なりデータ通信だけでは通話不可

LINEやSkypeなどのVoIPアプリは、Wi-Fi経由のデータ通信だけで通話が可能です。しかしBB.exciteでんわはVoIPではなく、キャリアの音声通話回線(回線交換方式)を使用します。そのため、Wi-Fiに接続していても、キャリアの音声通話電波が届かなければBB.exciteでんわでの発信はできません(ただし後述するWi-Fi Callingを利用する場合は例外です)。

キャリアの電波状況がそのままBB.exciteでんわの利用可否を左右する

山間部で圏外になるのは、山や谷が電波を遮断するためです。基地局からの電波は直進性が高く、地形の起伏によって届かないエリアが発生します。これはBB.exciteでんわに限った話ではなく、キャリアの音声通話自体ができない状態です。BB.exciteでんわアプリを使わない通常の通話も同様に圏外では発信できません。

山間部で「圏外」になった場合の確認手順

山間部で圏外表示が出た場合、以下の手順で原因を切り分けます。

BB.exciteでんわアプリを使わず通常通話できるか確認

まずはBB.exciteでんわアプリを使わず、標準の電話アプリから任意の番号に発信してみます。通常通話もできない場合、問題はキャリアの電波状況にあります。通常通話はできるのにBB.exciteでんわアプリからだけ発信できない場合は、アプリ側の設定や不具合が疑われます。公式ヘルプでも、発信できない場合のトラブルシューティングとして「通常通話ができるか確認」が最初のステップとして案内されています。

電波表示・アンテナ本数をチェック

ステータスバーの電波表示を確認します。アンテナ本数が0本または「圏外」と表示されていれば、キャリアの電波が届いていません。1本以上ある場合は微弱ながら電波を受信している可能性があり、後述する対策が有効になる場合があります。

機内モードや設定ミスではないか排除

以下の設定ミスがないか確認します。

  • 機内モードがオンになっていないか
  • モバイルデータ通信がオフになっていないか(一部機種で音声通話にも影響)
  • SIMカードが正しく挿入されているか

これらを確認しても圏外のままの場合は、地形による電波不到達が原因と判断できます。

BB.exciteでんわが圏外で使えない場合の5つの対策

圏外がキャリアの電波状況に起因する以上、BB.exciteでんわ側でできる直接的な解決策はありません。しかし、以下の代替手段を活用することで対応できます。

①Wi-Fi Calling(Wi-Fi通話)をキャリア設定で有効化する

au・ドコモ・ソフトバンクの一部プランでは、Wi-Fi Calling(Wi-Fi通話)が利用できます。山間部でもWi-Fi環境があれば、Wi-Fi経由でキャリアの音声通話網に接続できるため、圏外エリアでも発信が可能になる場合があります。

設定方法はキャリアごとに異なりますが、概ね以下の手順です。

  • au:設定>通話オプション>Wi-Fi通話をオン
  • ドコモ:設定>ネットワーク>Wi-Fi通話をオン
  • ソフトバンク:設定>電話>Wi-Fi通話をオン

Wi-Fi Callingは、契約プランや端末が対応しているかが条件になります。対応可否は各キャリアの公式サイトで確認してください。

②少し移動して電波の入りやすい場所を探す

山間部でも、場所によって電波状況は大きく異なります。以下のような場所は電波が入りやすい傾向があります。

  • 高台や見通しの良い場所
  • 窓際や屋外
  • 建物から離れた場所

数十メートル〜数百メートル移動するだけで電波を受信できる場合があります。

③公衆電話・固定電話を代替手段として利用する

山間部でも道の駅・コンビニ・役場・駅などには公衆電話が設置されている場合があります。また、宿泊先に固定電話がある場合は、そちらを利用するのも確実な手段です。緊急通話(110番・119番)は圏外でも发信できる場合がありますが、一般通話は別の手段を確保しておくことが重要です。

④山間部に強いキャリアへの乗り換えを検討する

キャリアによって山間部のカバレッジは異なります。auはプラチナバンド(800MHz帯)を活用して山間部に強いとされています。ドコモも広域カバレッジに注力しており、ソフトバンクは都市部に強い傾向があります。頻繁に山間部を訪れる方は、利用エリアに合わせたキャリア選びも解決策の一つです。通話料を抑えたい方は、0037-692対応サービス一覧で各社のプレフィックスサービスを比較検討してみてください。

⑤圏外エリアから出てからまとめて発信する

緊急性のない通話であれば、圏外エリアから出て電波が回復してからまとめて発信するのが最も確実です。山間部は移動するだけで電波状況が劇的に変わることが多いため、麓や市街地に降りてからの発信をおすすめします。

Wi-Fi Calling使用時のBB.exciteでんわに関する注意点

Wi-Fi Calling経由で0037-692が付与されるかはキャリア依存

Wi-Fi Callingを有効にして発信する場合、BB.exciteでんわアプリからの発信が正常に機能するかはキャリアの実装に依存します。Wi-Fi Calling経由の通話は、キャリア側で特別なルーティング処理が行われるため、アプリが自動付与する「0037-692」のプレフィックスが正しく処理されないケースがあります。

発信前に、BB.exciteでんわアプリの発信履歴を確認し、実際に0037-692が付与されているか、または通話料が割引価格で請求されているかを事前にテストしておくことを推奨します。

Wi-Fi環境があってもBB.exciteでんわの割引が適用されない可能性

Wi-Fi Calling経由で発信した場合、キャリアの通常通話料が適用される可能性があります。BB.exciteでんわの割引ルートを経由しない場合、通話料の節約効果が得られない点に注意が必要です。重要な通話で割引を適用したい場合は、Wi-Fi Callingをオフにしてキャリア電波が回復した状態でBB.exciteでんわアプリから発信し直すのが確実です。

BB.exciteでんわの各種制限への対策について詳しくは、BB.exciteでんわの制限に対する対策まとめの記事も参照してください。

山間部以外でも圏外になりやすいシチュエーション

圏外問題は山間部に限りません。日常でも以下のような場所で発生します。

地下・トンネル・屋内奥の電波デッドゾーン

地下街、地下鉄、長いトンネル、建物の奥まった部屋などは電波が届きにくい代表的な場所です。特に鉄筋コンクリートや地下構造は電波を強く遮断します。これらの場所でもBB.exciteでんわはキャリア電波に依存するため、圏外になれば利用不可です。

混雑時の一時的な圏外(イベント会場など)

コンサート会場、スタジアム、花火大会などでは、多数の端末が同時に接続することで基地局に負荷がかかり、一時的に圏外や繋がりにくい状態になることがあります。この場合もBB.exciteでんわ側では解決できず、混雑が解消されるまで待つか、別の場所に移動するしかありません。混雑時の通話品質については、BB.exciteでんわの通話品質と混雑時の制限についての記事で詳しく解説しています。

まとめ:BB.exciteでんわの圏外問題はキャリア電波依存が原因

BB.exciteでんわはキャリアの音声通話回線に依存するプレフィックス型サービスであり、山間部で圏外になるのはBB.exciteでんわ側の問題ではなく、キャリアの電波が届かないことが原因です。

圏外時の主な対策は以下の5つです。

  1. Wi-Fi Callingを有効化してWi-Fi経由で発信する
  2. 電波の入りやすい場所に移動する
  3. 公衆電話や固定電話を代替手段として使う
  4. 山間部に強いキャリアへの乗り換えを検討する
  5. 圏外エリアから出てからまとめて発信する

いずれの対策も、BB.exciteでんわのサービス設定で解決するものではなく、通信環境を整えることが本質的な解決になります。着信面での制限についても気になる方は、BB.exciteでんわで着信制限はある?受けられない理由と実際の原因を解説の記事もあわせてご確認ください。


BB.exciteでんわをより便利に使いこなしたい方は、通話料割引の仕組みや各種制限の対策をまとめて確認しましょう。